FC岐阜が天野賢一監督の退任を発表。「J2昇格が達成できず、忸怩たる思いです」
J3のFC岐阜は2日、天野賢一監督が今シーズンをもって契約満了となり、退任することを発表した。 2022年にギラヴァンツ北九州でプロの監督キャリアを始めた天野監督。2023年からFC岐阜にヘッドコーチとして加わると、2024年9月から同クラブの監督を任されていた。 指揮官はクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。 「今シーズンをもちまして、監督を退任することとなりました。目標としていたJ2昇格が達成できず、忸怩たる思いです。一戦必勝を掲げ、終盤の7戦は5勝2分とチーム力を向上させましたが、届きませんでした。このチームを継続させることができれば来シーズンは必ずという強い思いがありましたが、それが叶わず非常に残念です。いつも熱く一緒に戦ってくれたファン・サポーターには本当に感謝しています。苦しい時期も常に支えていただき、終盤にはチームとサポーターが超一体になれたことを忘れません」 「チームのために日々ハードワークしてくれた選手とスタッフのみんなにも心から感謝を伝えたいです。仲間と繋がり、決して諦めない心を共有できたことはこれからの人生の指針となります。多大なるご支援ご声援をいただいたスポンサー企業、ホームタウンの方々にも感謝申し上げます。皆様のバックアップがあってこそのクラブであり、大きなポテンシャルを秘めていることは間違いありません。これからのFC岐阜の発展と躍進を祈念しております。2年間大変お世話になりました。ありがとうございました」 なお、FC岐阜は来シーズンの監督について、決定次第発表するとしている。