秘伝の粉で味わう中国式焼肉とは? 池袋のガチ中華『チチハル焼肉』が激ウマすぎた
●近年、池袋には「ガチ中華」=本場そのままの中国料理店が増加中。池袋には四川、東北、新疆などの料理を出す専門店が多数ありますが、今回は、池袋初となるチチハル式の焼肉店に潜入してきました。
『チチハル焼肉(斉斉哈爾烤肉)池袋本店』は、その名の通り、中国・黒龍江省西部にある都市・チチハル(斉斉哈爾)式の焼肉店です。 【画像】チチハル焼肉の完成系 チチハル式焼肉の特徴は、野菜がたっぷりでさっぱりとした味付けで「粉の“タレ”」をつけて食べる、韓国とも日本とも違う焼肉です。
『チチハル焼肉』があるのは、池袋西口を地上に出て、北口方面に歩いてすぐ、池袋のディープゾーンに入る手前の、チェーン店が多数入っているビルの6階。ビルの外の看板は以前あった『三宝粥店』のままですが、怖がらずにビルに入ってみましょう。
ビルの暗い入り口を中に入っていくと突き当たりにエレベーターがあります。ここには店名表示があります。日本語がなく不安かもしれませんが、気にせずエレベーターに乗って6階に行きましょう。エレベーターを降り、店内に一歩足を踏み入れると印象は一変します。
いざチチハル焼肉を実食しよう!
店は意外なほど広くて清潔感がある明るい雰囲気です。この店は2023年10月現在、平日はディナータイムのみ、土日祝日はランチも営業しています。今回は土曜日の12時頃に行ったのですが、この時点で他のお客さんはゼロ。
でも笑顔の可愛い明るい店員さんが元気に案内してくれました。「中国人は来るの遅いの! 夜は混んでるよ~」だそうで、その言葉どおり、13時過ぎくらいから続々とお客さんが入ってきたのでした。
窓際の明るい半個室のような席に案内してくれました。早速オーダーしてみましょう! ランチメニューはなく、昼間でもレギュラーメニューから選ぶ形式です。今回は1人ランチなので食べ放題ではなく単品でオーダーします。
メニューは日本式の焼肉などもあるのですが、店員さんに教えてもらいながら、なるべくチチハル焼肉らしいものをオーダーすることに。 カテゴリーの中にある「家庭伴肉」というのがチチハル焼肉。肉は日本の焼肉の定番である牛肉だけでなく、羊、豚、鶏とひと通り揃っていて、好みのものを選べます。今回は、羊肉(ラム肉)にしてみました。一皿1408円です。