クリスマス意識調査で「物価高の影響あり」約7割 ファミマ「アレンジクリスマス」商品展開 5年ぶりの平日・物価高で…コスパ・タイパ重視へ
2024年のクリスマスは物価高と平日開催が影響し、家庭での節約ムードが広がっている。そんな中、ファミリーマートでは、予算や好みに応じて楽しめる「アレンジ商品」が登場した。専門家は、アレンジで個性を演出する消費が増加すると分析している。 【画像】消費者調査で明らかとなった「ここ1年での価値観の変化」
2024年クリスマスは低予算で家族団らんの傾向
2024年のクリスマスは、物価高の影響はあるのだろうか。 クリスマスツリーやイルミネーションなど、街が徐々にクリスマスカラーに包まれる中、働く人の声を聞いた。 「ケーキのランクは一個下がるかも」 「みんな平日は仕事があるので…」 長く続く「物価高」に加え、「平日クリスマス」は5年ぶりとなる。8日、ファミリーマートがクリスマス商品のラインアップを発表した。 丹羽うらら記者: 2024年のクリスマスは、贅沢したい人から節約したい人まで、予算に合わせて楽しむことになりそうです。 “コスパ”はもちろん、“タイパ”を意識した商品を展開し、68種類の商品を、予算や過ごし方に合わせて組み合わせることができる「アレンジクリスマス」を提案した。 ケーキは、さまざまなシーンに対応できるように、2000円台~4000円台までの価格帯に設定された。 ファミリーマート商品本部 FF・スイーツ部・高倉一真部長: 帰り道に手軽にというところを考えておりますので、幅広い価格帯、人数に応じた品揃えをラインアップさせていただいております。 ファミリーマートが公表した調査によると、67.6%の人が、「2023年と比べ、クリスマスに使う金額に物価高の影響がある」と回答した。 では、「過ごし方にどのように影響するか」を聞くと、「外出控えで家で祝う」38.0%、「出費のメリハリ」30.8%、「食品を節約する」30.2%と、外出や出費を控える声が多く上がった。2024年のクリスマスは、節約を意識し、“自宅でゆっくり”という傾向が強いようだ。 事務職(30代): 2023年は、食べたかったショートケーキとブッシュドノエルの2つを用意したんですけど、2024年はどっちか1つにしようと思っています。年越しもあるし、色々お金がかかるので、クリスマスは抑えたいなと。 製造業(20代): 仕事終わって可愛いお嫁さんが、美味しいご飯を作ってくれていると思うので、家族で過ごします。ご飯用意するぐらいなので、(予算は)2000~3000円くらい。 Q. 今年のクリスマスの予定は。 IT 関係(30代): なにもないです。 Q. 5年ぶりの平日クリスマスについて。 IT 関係(30代): 何も思わない。クリスマスとか関係ないです。彼女彼氏いない人2:2で集まってパーティーしたい。予算は関係ない。楽しかったらいくらでもGO。 IT関係(20代): (家族に)クリスマスケーキとプレゼントは買っていこうと思うので、(予算は)1万~2万円ぐらい。(両親・きょうだいに)1人1つずつプレゼントを買って喜んでもらえれば。 事務職(60代): 昼は近所のレストランに行くかもしれないですが、夜はゆっくり。物価高だし外も寒いので、こぢんまりかな。一年の楽しかったことを話しながら、“来年こうしようね”と、暖かい感じのクリスマスにしたいです。