クリスマス意識調査で「物価高の影響あり」約7割 ファミマ「アレンジクリスマス」商品展開 5年ぶりの平日・物価高で…コスパ・タイパ重視へ
節約して個性を楽しむ「アレンジ消費」
「Live News α」では、デロイトトーマツグループ執行役の松江英夫さんに話を聞いた。 海老原優香キャスター: 声を寄せてくださった皆さん、ありがとうございました。物価高でも、それぞれの楽しみ方があるように思いましたね。 デロイトトーマツグループ執行役・松江英夫さん: 皆さん、結構工夫されていますよね。私どもの消費者調査で「ここ1年での価値観の変化」で最も多かったのは、「節約とぜいたくの“メリハリ”」の29.4%で、次いでコストパフォーマンス重視が27.6%、節約志向が23.9%、健康志向が21.8%となり、「メリハリ消費」が一番顕著でした。 通常、メリハリ消費は商品選ぶ単位でメリハリをつけることが一般的ですが、ここ最近出ている傾向は、“一つの商品の中でもメリハリの要素をもたらす”というケースです。そこでのキーワードが、「アレンジ商品」です。 デロイトトーマツグループ執行役・松江英夫さん: 物価が上がってくると、なかなかしょっちゅうぜいたく品という訳にもいきませんから、ある程度、必需品の既製品を使ってうまく自分でアレンジしながら、多少個性を出していく、こういった工夫にかなり伸びる余地があります。 実際に今回のコンビニの場合、ケーキを買って自分でデコレーションするとか、他にはクッキーでお菓子の家を作るキットなどの人気商品も現れています。 海老原キャスター: 確かに物価高を感じる場面は多いですが、工夫して楽しめるといいですよね。 デロイトトーマツグループ執行役・松江英夫さん: 他にも、化粧品店でラッピングを選べたり、ギフトを贈る相手をAIにイメージさせて画像をつけるサービスなど、さまざまなアイデアが出てきています。 これから、アレンジでいろんなアイデアが出ることで、消費が豊かになる、そんな展開に期待したいと思います。 海老原キャスター: クリスマスまであと1カ月半ほどですから、今から自分へのご褒美を考えておくと、年末までがんばって乗り切れそうですね。 (「Live News α」11月8日放送分より)
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