圧巻のステージを披露 児童82人と元モー娘。矢口さんがコラボ
公募で集まった京都府福知山市内の小学生82人が舞台に立つ「キッズコンサート2024」が8日、中ノの市厚生会館で開かれた。ゲストに迎えた元モーニング娘。の矢口真里さんはコラボステージで、グループの楽曲を子どもたちと一緒に披露。参加児童の保護者ら観客の中には同世代の人も多く、会場は大盛り上がりとなった。オンリーワンプロジェクト実行委員会(足立直敬委員長)主催、両丹日日新聞社など後援。 前半の楽曲は「東京ブギウギ」「卒業写真」など昭和の名曲から、「愛のしるし」「アイドル」といった平成、令和のヒット曲を盛り込み、子どもたちが合唱やソロなどで力強く歌い上げた。 後半、サンタクロースのコスチュームに身を包んだ矢口さんの登場に観客席は沸き、ボルテージは最高潮に。「恋愛レボリューション21」「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」「I WISH」を、子どもたちと同じ振り付けをしながら歌唱。圧巻のパフォーマンスを見せ、観客席からは手拍子や歓声が飛び交った。最後はアンコールに応えて「LOVEマシーン」を歌い、一体感あるステージを締めくくった。 児童たちと交流する時間もあり、「とっても可愛い。癒やされるなあ」と矢口さん。子どもたちからの「どんな一日を過ごしていますか」「モーニング娘。に入って一番心に残っていることは」といった質問に気さくに答え、ピアノの先生をめざしているという児童には「小さい頃から夢を持っているのは素晴らしいこと。頑張ってかなえてください」とエールを送った。 コンサートは、次代を担う子どもたちが音楽文化に触れ、自己主張や協調性、達成感を育めるようにと、毎年開催し、今年で11回目。会場には約700人が来場した。