第2次石破内閣が本格始動 石破総理、30年ぶり少数与党も「今までできなかったことを、政治状況を使って実現をしていきたい」
11日に行われた臨時国会で、第103代の総理大臣に選出された石破茂総理が12日、第2次内閣発足後、一夜明けで取材に対応し「今までできなかったことを、政治状況を使って実現してきたい」と述べた。 【映像】第2次政権発足について語る石破総理 10月27日に行われた衆議院選挙では自民党・公明党の与党で過半数割れを起こすと、11日の首班指名でも1回目で過半数に届かず、立憲民主党・野田佳彦代表との決選投票に。2回目も221票で過半数の233票には届かなかったが、野田代表が160票、無効票も84票あったことで、第103代総理に選出された。 第2次内閣を発足させ、12日から本格始動となる中、どのような考えで政権運営に臨むかという問いに「党内においては、これから政治改革本部というものを立ち上げて本格的な議論を開始する。今まで整理がついていなかった資金の話、あるいは党のガバナンスの話について突っ込んだ議論をしていきたい。なるべく早いうちに結論を出したい。政府においても、規制改革会議等々重要な会議を立ち上げる」と語った。 また「事情が許せば13日からAPEC、G20に出かけたい。30年ぶりの少数与党という形で運営をしていくわけだが、そうであればそうであるなりにその意義をよく踏まえて国民の意見、多様な意見をできるだけ丁寧に反映をしながら事の解決にあたっていきたい。今までできなかったことを、政治状況を使って実現をしていきたい。幅広く合意を取りたい。丁寧にやるが、同時に濃密かつ迅速な対応をしたい」と述べた。 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部