15人家族のママに聞く、まいにちのご飯を時短・コスパで作るコツ
6男7女の15人大家族、漆山家のお母さんである佳月さん。「家事が神レベル」と人気を集める佳月さん直伝の、15人分の料理を時短・コスパで作るコツを、著書より抜粋してご紹介します。 【写真】 ずらっと並ぶうるしやま家の15人分のお弁当 ※本記事は漆山佳月著『15人大家族 うるしやま家のママ流 笑顔がたえない36の家訓 』(KADOKAWA)より一部抜粋・編集したものです。
15人分の料理を時短・コスパで作るコツ
料理動画は見てくださっている方が多くて、たくさんのコメントををくださいます。「こんなにたくさん作ってすごい!」と言っていただくことが多いんですけど、今となっては、「少量」がわからなくなっています。 料理のこだわりやコツを聞かれることもありますが、本当に簡単なものしか作っていません。参考になるかどうかわからないですが……わたしなりの方法を紹介します。 ●その1:一品でも栄養がしっかりとれる 一品の料理にたくさんの野菜や食材を使っています。 その一品でいろんな食材を食べられるように、たとえば炒め物を作るとしたら、肉も野菜もなるべく多くの種類を入れるようにしています。 特に何品目とか数えているわけではありませんが、冷蔵庫でちょっと残った野菜とかを全部入れたり。汁物やメイン料理に同じ食材を使うと、時短やコスパにもなります。 ●その2:焼き物も蒸し物もオーブン任せ 前は、ハンバーグをフライパン3つ使って焼いていましたが、もうやめました。 今は、ハンバーグはオーブンで焼いてます。 オーブンなら、スイッチを入れれば放っておけるから、焼き加減も見なくていい。 その間に他の料理ができます。 あと、焼き魚もオーブンです。 魚焼きグリルで焼いたことは一度もありません。 時間を見てひっくり返したり、弱火にしたりしなくていいので。 グラタンやピザも、何でもオーブン。今のオーブンは網焼きや蒸し焼きもあるので助かっています。 ●その3:ホットプレートは子どもの手を借りる 餃子は100%ホットプレートで焼きます。フライパンで焼いてたら、焼き上がったそばから食べちゃって、また焼いて持っていったらまたなくなって……と無限 ループ。 なので、皮で包んだらホットプレートを温めておいて、みんなで焼いてもらう。 このあいだ作ったのは、400個!! 多少焦げたりしても、自分たちでやるのは楽しいし、味変とかも好きにできる。 男の子だって率先してやってます。子どもたちが楽しんで焼いている様子が見られるのも、うれしいです。 ●その4:お弁当は彩りよく 動画でも、「お弁当はどうやって詰めてますか?」と質問があるんですけど、そんなに難しく考えていなくて。 でも、見た目は気にしてます。やっぱりお弁当箱を開けた時に、喜んで食べてもらいたいから、食欲がわくようにとは考えています。 そのためには彩りよくしたいとは思ってます。 食材の色もそうですけど、カラフルなピックとかでにぎやかにしたり。100均 に行った時はいつも見て、かわいいのがあるとつい買っちゃいます。パソコンで印刷して名前入り手作りピックを作ったり、自分もすごく楽しんでいます。
漆山佳月