【UFC】朝倉海「自分がやることをやって倒すだけ」初参戦目前も気負いなし【インタビュー】
アメリカ・ラスベガスで現地時間7日(日本時間8日)に行われる『UFC 310』で、初参戦にしてフライ級王者アレッシャンドレ・パントージャとのタイトルマッチに挑む朝倉海が、現地時間4日にメディアインタビューに対応した。 ――試合まであと3日となりました。現在のコンディションはいかがですか? 【朝倉】減量はキツイというかまあ、お腹は空きますけど(苦笑)、いい感じに準備ができて、あとは体重を落とすだけかなという感じです。 ――減量もバッチリですか? 【朝倉】今回栄養士さんもついてくれて、体重やトレーニングを見てくれていたので、そこは心配していないですね。 ――この試合のために3週間前からラスベガス入りをされていましたが、どういった成果を得られましたか? 【朝倉】着いてからは多少時差ボケがあったので、少しゆっくりトレーニングを始めました。標高の違いもあるので、スタミナ面を強化するための練習をたくさんしてきました。 ――それは、どのようなトレーニングですか? 【朝倉】毎日ダッシュ系のトレーニングだったり、週に1、2回ガチスパーをやったりしました。説明するのがちょっと難しいんですけど、コーチが決めたトレーニングをこなしてきました。 ――ラスベガス入り後の調整状況はいかがですか? 【朝倉】10日前くらいまでは、5分5ラウンドのスパーリングもやっていました。こっちに来てからも本当にいい練習ができましたね。 ――UFCメディアデーで「ラスベガスの街で声をかけられる」とおっしゃっていましたが、UFCファイターになった実感はありますか? 【朝倉】そうですね。今回メインイベントということもあって、UFCがたくさんプロモーションをしてくれたおかげで、買い物に行くだけでも声をかけられたり、店員さんにも気づかれたりしました。UFCの影響力はすごいと感じますし、Instagramのフォロワーも1日に3000人増えたり、本当に驚いています。 ――試合を直前に控えた今、パントージャという王者についてどう思いますか? 【朝倉】やっぱりUFCのチャンピオンですし、この階級で今6連勝中なので、すべてにおいて強い選手だと思いますね。 ――試合のオッズでは海選手がアンダードッグとなっていますが、それについてどう思いますか? 【朝倉】まあ当然の結果だと思います。海外の人からすると僕の試合をほとんど見たことがないので、「初めての選手がいきなり最強のチャンピオンに勝てるわけがない」というのは当たり前です。ただ、僕にとっては「どうでもいい」ことで、自分がやることをやって倒すだけです。普通に倒そうと思っています。