京都旅のディナーは、六感を刺激する〈アヤタナ〉のタイキュイジーヌが密かにおすすめ!
京都旅のディナーはやっぱり和食? 定番の和食もいいけれど、彼女へのサプライズディナーなら、タイ料理のファインダイニング〈アヤタナ(Ayatana)〉はいかが。地元京都のグルマンを唸らせているという話題のレストラン。テーブル3つだけという隠れ家的な雰囲気もデートにぴったり!
京都駅にほど近い場所にあるラグジュアリーホテル〈デュシタニ京都〉のファインダイニング〈アヤタナ〉。 バンコクにあるレストラン 〈ボー・ラン(Bo.lan)〉 のミシュランスターシェフ、ドゥアンポーン・ソンヴィサヴァ氏とディラン・ジョーンズ氏が監修し、五感を刺激するタイと日本の美食文化が融合したレストランだ。 旬の野菜を使ったひと口サイズの前菜から始まる13~14品のディナーコースが味わえる。 席に着くと、ショープレートの脇に置かれた深皿にタイ産のオーガニックハーブが香る湯が注がれ、手を清めてから食事がスタート。
最初のひと品は、ワゴンに乗った食材がテーブル脇に運ばれ、料理人が目の前で仕上げてくれる。手渡しされ、ひと口でいただく。旬の食材を最初のひと口とするスタイルは本国〈ボー・ラン〉と同様だという。 そして今夜の1杯めは、京都ブリューイングのクラフトビール“夏の気まぐれ(Natsu No Kimagure)”(2400円/330㎖)。暑かった今夏を思い出しながら乾杯! ボディもアルコール度数も軽め。明るい柑橘の香りと、穏やかなトロピカルな風味が楽しめるセッションIPA。これから始まるタイ料理への期待が高まる。
最初のひと口に続いて、アミューズブッシュの5品が次々と供される。 “アミューズブッシュ”は“黒皮マッシュルームのグリル ワカサギの葉包み 抹茶塩”“伊勢海老とへしこの茶碗蒸し”“イクラとTum Mungの葉 プレミアムフィッシュソース”“秋の南瓜とココナッツの油揚げ包み”“YAMA UKAWA FARM の黒米を使用した先住民の朝食風スタイル”の5品。 アミューズというよりは、このレストランのコンセプトを知るためのテイスティング5品といった感。ハーブや野菜はタイ産のものに加え、京都郊外にある自社農園から届くものもある。