日本代表は小学校の先生!初招集・高橋京花が“後悔”を糧に固めた決意「絶対にシュートで終わる」|フットサル
11月28日から12月1日にかけて、フットサル日本女子代表候補国内トレーニングキャンプが高円宮記念JFA夢フィールドにて行われた。 【画像】女子Fリーグ第15節ベスト5一覧 今回、国内トレーニングキャンプに選出されたメンバーのうち、唯一2日間連続で得点を挙げたのが、高橋京花だ。 今シーズンからアルコ神戸に加入した高橋は、最終節を残しリーグ戦で8ゴールをマーク。リーグ戦での功績が認められ、日本代表に初めて選出された。しかし、始めは自分のプレーに満足していなかったと話す。 「練習ではチャンスで打ち切ることができず、後悔していた」 その“後悔”を糧に「絶対にシュートで終わる」と気持ちを新たに臨んだ中国とのトレーニングマッチで、高橋は2戦連続でゴール。ピッチ外では変わらず遠慮がちに言葉を発したが、ピッチ内では4日間で殻を破り、自身のパフォーマンスを発揮した高橋に、話を聞いた。
最初は緊張があった
──日本代表初選出おめでとうございます!選ばれた時はどんな気持ちでしたか? 最初はうれしい気持ちがありました。ただ選ばれている選手はみなさん基礎技術も高くてすごい選手ばかりだったので、不安や緊張もありました。 ──普段リーグで戦っている選手と一緒にプレーするのはいかがでしたか? 普段戦っている選手と活動するのは初めてなので、プレーしていて複雑な気持ちもあります(笑)。チームとは戦術が違うので、その人がどんなプレーが得意かを早く知って、合わせていかないといけないなと思いました。 ──他のチームの選手と仲良くなりましたか? 最初はみなさんが同じチーム同士で集まっているなか、アルコは(伊藤沙世選手が怪我で離脱のため)2人だったので、どうやって輪に入っていくかを模索していました。そのなかでも、キャプテンの(伊藤)果穂さんと(宮原)ゆかりさんは練習で同じセットだったので、コミュニケーションを取ることができたと思います。 ──代表初ゴールを決めた瞬間の気持ちを教えてください。 練習では巡ってきたチャンスで打ち切ることができなくて後悔が残っていました。なので、今日の試合では絶対にシュートで終わろうと思っていました。得点できてうれしかったです。 ──最初の頃はまだ遠慮がありましたか? 1日目よりは2日目と、徐々にほぐれてきていましたが、やはりいろんな選手とプレーすることに緊張はありました。 ──でも練習からかなり自信をもってプレーされている印象でした。 いえいえ!まだまだ迷いながらやっています。皆さんのプレーを見て、参考にさせてもらいながらやっています。
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