<永瀬莉子>“ギャル”はエネルギー使う?「家に帰ったら抜け殻状態」 実写「着せ恋」で喜多川海夢役 “言葉”から学びも
福田晋一さんの人気マンガを実写ドラマ化する「その着せ替え人形は恋をする(着せ恋)」(MBS・TBS)に出演する俳優の永瀬莉子さん。金髪にし、コスプレが大好きなギャル・喜多川海夢(きたがわ・まりん)を演じている。「ここまで明るくて、テンション高く、スピード感のある役は初めてだったので、毎日エネルギーを使い切って、撮影が終わって家に帰ったら抜け殻状態」という永瀬さんにドラマや役への印象を語ってもらった。 【写真特集】永瀬莉子が金髪ギャルに変身!? スタイル抜群な全身ショットも!!
◇喜多川海夢は「人の気持ちを敏感に感じ取れる優しい子」
「着せ恋」は、2018年から「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載中。ひな人形の顔を作る頭師を目指して修業中の男子高校生・五条新菜(ごじょう・わかな)と、アニメやゲームが好きなギャルでコスプレが大好きな喜多川海夢の恋を描くラブコメディー。ドラマでは、野村康太さんが、永瀬さん扮(ふん)する海夢のクラスメートで内気な男子高校生・五条新菜を演じる。
海夢役について「ここまで明るく天真らんまんな役を演じたことがなかったので、ワクワクや、楽しみな気持ちもありました」と話す永瀬さん。
「海夢ちゃんは本当に明るくて、クラスのムードメーカー的なポジションにいるのですが、五条君の抱えている悩みとか、人の気持ちを敏感に感じ取れる優しい子でもあるので、ただ明るいだけじゃない、いろいろな表情を持ち合わせているのも、海夢ちゃんの魅力かなと感じています」
演じる上で大切にしたのは、海夢と新菜の距離感だ。
「いい意味でちぐはぐしていて、会話のテンポも良すぎない。それが、この2人ならではの空気感でもあって、そこはすごく大切にしました。あと海夢ちゃんは、気づいたら泣いていたり、気づいたらすごい笑顔になっていたり、そういうところが愛らしいので、せりふのスピードや緩急は常に意識していました」
役作りにおいて、バラエティーに出演しているギャルタレントの動きや身振りも研究したという永瀬さんだが、インスピレーションの源はやはり原作に求めた。