<永瀬莉子>“ギャル”はエネルギー使う?「家に帰ったら抜け殻状態」 実写「着せ恋」で喜多川海夢役 “言葉”から学びも
「海夢ちゃんの言葉使いは、一番のギャル要素でもあるのかなと感じましたし、シーンの描写だったり、そのときのポーズだったり、全編通して原作へのリスペクトを込められているので、原作ファンの方も見て楽しんでいただけたらうれしいです」
◇コスプレにも挑戦「自分が考えていた以上に奥が深いものなのだと」
永瀬さん自身は、今回マンガやアニメの「着せ恋」の世界に触れ、どんどん作品が好きになっていき、さらには“学び”もあったと明かす。
「私は海夢ちゃんが発する、“本人にとっては普通のことかもしれないけれど、他の誰かにとって大切な言葉”から学ぶことが多かった気がしていて。海夢ちゃんの『好きなことに正直でいたらいい』という言葉も、10代の頃の自分に伝えてあげたいなって。好きなことを極めるのは大変なことで、壁にぶつかったりもするけど、私自身、このお仕事が好きで、人生で一番長く続けられていることなので、何か通じるものがあるなと思いました」
そんな永瀬さんは劇中でコスプレにも挑戦している。
「初めてコスプレをしたのですが、自分が考えていた以上に奥が深いものなのだと感じました。見え方を大切にしているので、衣装が重かったり、素材もこだわっていたり、メークも細かく工夫されていて、自分そのものを変えるような感覚でした。本物のコスプレーヤーの方たちとご一緒するシーンがあって、たたずまいや動きで、そのキャラクターになりきっていて、私が経験してきた雑誌のモデルのポージングとはまた違った表現の仕方が、新鮮で楽しかったです」
実写「着せ恋」の喜多川海夢として新たな経験を積んだ永瀬さんは「この先も俳優として挑戦し続けていけたらと思っています」と思いを口にする。
「この夏に『Seventeen(セブンティーン)』を卒業したのですが、同世代のファンの方には雑誌モデルのイメージが強いと思うし、私自身、雑誌の世界がすごく好きなので、今後も何らかしらの形で触れていたいなって思います。その一方で、今はお芝居をするのもとても楽しくて。楽しさがより増してきたところでもあるので、もっと極めたいですし、もっとふり幅を見せていけたらと思っています」