国内デビューが『国立・初ゴール・タイトル奪取』川崎新加入のファン ウェルメスケルケン際「完璧だった」
◇サッカー FUJIFILM SUPER CUP 2024 川崎フロンターレ1-0ヴィッセル神戸(17日、国立競技場) 【動画】林陵平&ぺこぱが決勝点を語る 毎年、新シーズンの幕開けとなるFUJIFILM SUPER CUPが17日、国立競技場で開催されました。 昨シーズン初めてJ1を制したヴィッセル神戸と、天皇杯を制した川崎フロンターレが激突。 会場となった国立競技場には、5万2142人のサポーターが集結しました。 試合は、今季川崎Fに新加入の29歳ファン ウェルメスケルケン際選手が、後半3分にセットプレーからこぼれ球をしっかり押し込み得点。この得点を川崎が守り切り、3度目の大会制覇を成し遂げました。 決勝ゴールをあげたファン ウェルメスケルケン選手は、今シーズン、オランダから加入。J1のプロチームに所属するのは今回が初めての29歳の選手です。過去に、23歳以下の日本代表経験があります。 ファン ウェルメスケルケン選手は聖地“国立”で行われたこの試合が、日本のプロデビュー戦となりました。 タイトルの立役者となったファン ウェルメスケルケン選手は、試合後「運も味方してくれたゴール」と話しました。 得点のシーンを振り返ると、「ファーに入る役目だった。みんながつないでくれたゴール」と話すファン ウェルメスケルケン選手、決めた直後には、一目散にベンチに駆け寄りました。 「ゴールをとれるとは思っていなかった」としつつ、自身が得点を決めれば、ベンチで喜ぶことは「試合前から考えていた」といいます。 「チームに入ったときからみんないい人たちばっかりだった。みんながいるからこそ獲得できたタイトルなので、ゴールを決めたらすぐにベンチに行きたいと思っていた。まさか現実になるとは思っていなかった」と明かしてくれました。 「国立での国内デビュー戦はキャリアを振り返っても思い出深いものになった。さらに、得点、タイトル奪取できたことは本当に完璧だった」と笑いながら話しました。