韓国人が「日本はめちゃ安い!」で“訪日ラッシュ”のウラで、意外と知らない日本と韓国の「決定的な違い」
韓国人が日本に訪れる理由
最近、韓国から訪日観光客が爆発的に増加している反面、色々な問題が生じ始めている。 【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る! 私も年末から療養で日本に滞在しているが、韓国の総選挙の結果を見て、しばらくはもう韓国には帰らないと決心した。 先日、韓国から訪れた友人記者との話で「韓国の日本ブームは凄い」という話で盛り上がったのだが、友人記者は“少し違った見方”をしていた。 いま韓国人が日本に訪れる理由は「1に安い、2に学ぶ、3に安い」と、何しろ韓国に比べて物価が安いということが大きいらしい。そんな彼は、東京、関西で取材を終えて、九州、大分に入るのにすべて訪日外国人が割安で鉄道に乗れるジャパン・レール・パスを利用している。そんなジャパン・レール・パスが値上がりしたことは愚痴っていたが、「まだまだ相対的には安くて、全然大丈夫だった」と話していた。 友人記者は東京にも3日間滞在したが、新大久保のサムギョプサルを2日連続で食べたという。韓国ソウルでは一人前1600円から2000円近くする物価高の中で、新大久保では一人前1500円以下なうえ、ソウルで食べるより肉質が「100倍美味い!」と言っていた。 友人記者は、日本にこれだけ美味しい韓国料理店が数多くありながら、「日本人観光客が韓国グルメツアーをする意味がわからない」と笑っていた。私自身も、韓国人の妻に多彩な日本文化を見せたくて、GWに長崎の雲仙地獄と佐賀の有田陶器市に行ってきた。
日本文化の奥深さ
長崎から海沿いを走り、佐賀に抜ける道のりでの風景も圧巻だが、有田陶器市で約4キロの間にある400店以上の陶器屋と鳥居が有田焼に覆われている陶山神社では、カミさんも驚きしかなかった。そんな日本文化に憧れてやってくる外国人観光客もいるが、同時に「安いから」という理由も大きいということなのだろう。 私自身も韓国に住んでみて、日本の文化の奥深さをこの年になってようやく気づくことになった。子供の頃は夏休みになると1ヵ月家族旅行に出かけていたが、訪ねる先は親の趣味ばかりだ。 小学校低学年では日光東照宮で「見猿聞か猿、言わ猿」と「眠り猫」を見たが、子供心にはそれほど興奮はしなかった。しかし、歳を取るにつれて歴史などに興味を持ち出すと、昔連れていってもらった家族旅行に感謝するようになるものだ。 そんな記憶を持って韓国を見てみると、最近復元された建物も多く、歴史の深さを感じられる場所は少ないと感じる。