ゼンハイザーからプロ向けデジタルワイヤレスマイクシステム新製品、「EW-D」と「EW-DP」
ゼンハイザージャパンは、B型(800MHz帯)に対応したデジタルワイヤレスマイクで汎用性の高い「EW-D」と「EW-DP」を2025年初旬に発売する。価格はオープン。 ●ワイヤレスでありながら1.9msの低遅延を実現 EW-DとEW-DPは、同社の「G4システム」の信頼性と音質をそのままに、設定を簡素化するとともに低遅延や広いダイナミックレンジといった、高い機能性が特徴であるハイエンドのデジタルワイヤレスマイクシステム。 日本規格であるB型(800MHz帯)に対応し、134dBの音声入力ダイナミックレンジによって感度調整が不要で、細部まで鮮明かつ歪みなく音声を録音できる。また、ワイヤレスながら1.9msの低遅延を実現している。 EW-Dは、専用アプリ「Smart Assist App」に対応し、iOS/Android端末とのBluetooth Low Energyで接続することで、離れた場所でのセットアップや操作、効率的なモニタリングを可能にする。ギタリストやベーシストなどピックアップを使う楽器向きの「EW-D CI1 SET(T12)」や、ボーカルやスピーチ、楽器演奏など汎用性の高い「EW-D ME2/835-S SET(T12)」といった、セット品を展開している。 EW-DPは、マグネティックチーズプレートの使用によって、カメラの上に簡単に取り付けられる。また、複数のレシーバー取り付けも容易であり、プラグオン送信機にはバックアップ録音用のmicroSDカードスロット(24ビット/48kHz WAV)や、ラベリアマイクを使用するための3.5mmマイク入力といった機能を搭載している。ニュース取材やインタビュー、屋外放送など幅広い映像クリエイター向けの「EW-DP ENG SET(T12)」などのセット品を展開する。