Boseの伝説のスピーカーが復刻。販売台数はたったの12台!?
Boseの「901」というスピーカー、知っている人いますか? スピーカーシステムを前面に1基、背面に8基配置した特殊な構造で注目されたBoseのアイコニックなスピーカーですが、なんとこの度復刻することに。 BoseはInstagramの投稿で復刻を発表。本商品は、同社の60周年記念として復刻されます。 復刻版の901スピーカーは、ニューヨークのライフスタイルブランド「Kith」と、世界的に知られる家具メーカー「Mark Jupiter」とのコラボレーションで製作されました。BoseとKithは過去にも、超限定エディション(Extremely Limited-edition)と銘打ったコラボイヤホンを販売しています。
それだけしか販売されないの!?
限定商品となる今回のスピーカー、あまりの限定具合に批判の声も。なんと、12台しか生産されないそうです。コメント欄には「たった12台では意味がない」や「通常生産モデルを出すべきだ」といった批判の声が溢れています。 Kithの創設者ロニー・フィーグ氏は次のように述べています。 「音楽とその音質にこだわりがある人なら、Bose 901スピーカーの偉大さはご理解いただけると思います。1968年に登場して以来、このスピーカーはオーディオエンジニアリングの頂点として君臨しています」 901スピーカーは、正面に1基、背面に8基のフルレンジドライバーを配置しており、ツイード生地のフロントグリルと金属製のリアグリルで覆われています。キャビネットはMDF材(中密度繊維板)で作られ、901の印象的なパーツである、美しいスタンドの上に置かれています。白木調か、自然な仕上がりのウォルナットの2種類が発売されるようです。 成功した製品を、後に目を惹く限定版にして発売するのはBoseの常套手段。最近では、ヘッドフォンたちがダイヤモンドカラーになって登場していました。 901スピーカーのスペックや価格についてはまだ未定です。はたして、12台しか作らないことへの反応を見て、通常盤の発売はあるんでしょうか。 【こちらもおすすめ】
小野寺しんいち