【阪神JF・厩舎直送】福永祐一調教師の初年度GⅠ制覇なるか ランフォーヴァウが3連勝で女王を狙う
[GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ=2024年12月8日(日曜)2歳牝、京都競馬場・芝外1600メートル] GⅡデイリー杯2歳S勝ち馬ランフォーヴァウは、今年3月に開業した福永祐一調教師の管理馬。開業初年度のJRA・GⅠ勝ちとなれば、史上7人目の記録となる。 「中間は在厩調整。状態は変わらずですよ。食の細い面はありますけど、普段はおとなしくて手がかかりません。体重は(前走時の)450キロを切るかもしれないけど、影響はないと思います」 蔵之下厩務員が近況を伝える。5月の千葉サラブレッドセールで4100万円(税抜き)の値がついた鹿毛の牝馬は、デビュー戦こそ6着に敗れたが、その後は2歳未勝利、前走と連勝。競馬が上手で、最後はしっかりと伸びてくる点が持ち味だ。 「ゲートを出るようになったので。イレ込む馬でもないですからね。この2戦が強かったですし、今回も同じ京都で走れるのはいいですね」と同厩務員は期待する。 舞台は前走と同じ京都のマイル戦。しかも牝馬限定戦となる。前走同様の走りができれば、騎手時代にこのレースを3勝したトレーナーの快挙達成は十分にありそうだ。
東スポ競馬編集部