【高校ラグビー】ノーシード報徳学園がBシード目黒学院破り3回戦進出 2年生WTB村田一真が2トライ
◆全国高校ラグビー第3日 ▽2回戦 報徳学園28―12目黒学院(30日・花園) 9大会連続50度目の出場となった報徳学園(兵庫)が、5大会連続23度目出場のBシード・目黒学院(東京第2)との名門対決を制し、3回戦へと駒を進めた。 前半5分、右フランカーの山口鉄心(てっしん、2年)が先制トライを決めると、元日本代表NO8のタウファ統悦(とうえつ)さんを父に持つFBタウファ・テビタ悦幸(よしゆき、3年)がゴールに成功し、7―0とした。 同12分にはWTB長一輝(ちょう・かずき、2年)がトライを奪うと、同26、28分には仙台育英(宮城)との1回戦で3トライをマークしたWTB村田一真(いっしん、2年)が連続トライ。タウファが4本のゴールを全てポール間に通し、28―0で前半を終えた。 後半25分、相手NO8ロケティ・ブルースネオル(2年)にトライを献上。終了間際には左フランカーの阿部史門(しもん、2年)にトライを決められたが、それ以上の反撃は許さず、28―12でノーサイドの笛を聞いた。 22年度の花園決勝では、10―41で東福岡に敗戦。当時1年生のメンバーが最高学年となった今大会、悲願の初優勝へと突き進む。 ※得点時間は速報値
報知新聞社