“性暴力”の現状は?SNSの普及で“低年齢層”の被害増加…子どもたちを守るために「スマホ使用には約束事を」
子どもたちを守るために大人ができることは?
大人が子どもたちを守るためにしてあげられることは何か。上谷さんは、スマートフォンを渡す際の約束事を最初に挙げた。 「約束を守らなかった場合、1週間預かるなど、スマートフォンを渡す前に約束をする。最初に何もしないで渡してしまうと、子どもにとっての既得権益となってしまうため、最初が肝心」 SNSが当たり前となった現代では、裸の画像を要求され、送ってしまうなどの児童ポルノ被害が増加している。こうした被害を防ぐため、スマートフォンの使用には約束事を決めることが大事だと上谷さんは強調する。 また、家庭内で普段から性について話せる環境をつくることも大切である。 身近な関係から性についての会話に、恥ずかしさを覚えるのは当然だが、万が一、自分の子どもが性暴力被害にあっていたら黙っていることはできないと主張する上谷さん。 「『お父さん、お母さん、急に何言っているの?』とならないように、日頃から性に関して話しても大丈夫な環境づくりを心がけることが必要」 大人たちが性被害を軽視せず、国全体で大人が子どもを絶対に守るという意識で、性暴力被害の問題に取り組む必要があるだろう。 (NST新潟総合テレビ)
NST新潟総合テレビ
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