絵が苦手でも美大生になれる!? 多摩美術大学の学生にランパンプスがインタビュー!
髙崎:私は、実技に関しては成長が目で見える形では分かりづらいので、伸びが感じられないことが、しんどかったですね。 寺内:確かに数学とかだったら点数で分かるもんね。 髙崎:予備校で、講師から作品の評価や批評を受ける講評会があるんですけど、評価が、作品が展示される棚の上中下段に分かれているんです。そのランクがずっと上がらなかった時が辛かったです。講評会ではいろいろ指摘されるので、良いところは伸ばして、悪いところは削っての繰り返しでした。 寺内:全く分かんないんだけど、どういう講評をされるの? 髙崎:例えば色彩構成だったら、色の指摘というよりも、画面の構成や、構図によって作品の見え方が変わってくるので、最初のエスキースの段階の時間を伸ばしたりと、そういう制作のプロセスについて講評されてました。
寺内:……まあ、エスキースだよな? 小林:わかる。エスキースは美味しいよね。俺、夏になったらエスキースばっかり食べてる。 寺内:明治のね(笑)。 小林:外パリで中が甘いやつ(笑)。
寺内:秋になると、モンブラン味が出るんだよね……ごめん、ちょっと待って。エスキースって何? 髙崎:下書きみたいな(笑)。
小林:じゃあ、そうやって言わないと(笑)。おじさん達アイス想像しちゃってるから!
寺内:パルム的なの手に持っちゃってるから(笑)。 小林:要するに「プレバト!!」でしょ? 「才能あり!」とか言われるんだよ。 髙崎:分かりやすく言ったらそうですね(笑)。 小林:受験生だった時に「もっとこうしてればよかったな」っていうことはありますか? 牧村:僕は多摩美を見つけたのが遅くて、本当に出願ギリギリだったんです。なので、もっと早めにいろいろと調べた方がよかったとは思ってますね。
寺内:情報をいっぱい仕入れといた方がいいと。 髙崎:私は多摩美に決めていたんですけど、授業の内容の詳しいところまでは調べていなかったので、入学前から調べていたら授業選びの参考になったのかなって思う時があります。 寺内:受験の時の自分に、そのアドバイスしたらやると思う?