石川祐希は10得点も「修正したい」 ペルージャは4勝目でグループ首位堅持…バレーボール欧州CL
◆バレーボール ▼欧州チャンピオンズリーグ Dグループ 4回戦 ペルージャ 3(25―21、25―23、25―23)0 サンナゼール(19日、イタリア・ペルージャ) 【パラバルトン(イタリア)19日=倉石千種】男子日本代表の石川祐希が所属するペルージャは、ホームでフランスのサンナゼールにストレート勝ち。開幕から4連勝を飾り、首位を堅持した。石川は第1セットから先発出場し、チーム3位の10得点で勝利に貢献した。MVPのベンタラが13得点、ミドルブロッカーのロセルは、12得点を挙げた。 試合後に取材に応じた石川は「3―0で勝てましたけど、僕たちのサイドアウトの率があんまり良くなかった。そこはもっとしっかりと練習しなければいけないと思いますし、個人的にもあまりパフォーマンスは高くなかった。レセプション、サーブ、スパイクでミスもあったので、修正したいと思います」と完勝にも、プレー内容に課題を語った。 イタリア1部リーグ(セリエA)で開幕12連勝の力を見せつけた。第1セット(S)、2―2から石川がレフトからクロスにスパイクを決めると、5―3では石川のトスからセメニウクの強打で得点に結びつけた。第2Sでサーブでミスも見られたが、セットカウント2―0の第3Sでは、20―19の競り合いでレフトから強打を決めるなど、“完封”勝利に貢献した。 次戦は22日(日本時間23日未明)にセリエA後半第2節のパドバ戦。石川は「もう一回、自分たちのバレーをしっかりやるべきかなと思います」と課題を修正し、チームの連勝記録を伸ばすつもりだ。
報知新聞社