英語学習歴5年の私がChatGPTの高度な音声モードで驚いた5つの進化【動画あり】
ChatGPTの登場は英語学習における改革だ! 私は5年ほどオンライン英会話のレッスンを受けていますが、毎日時事ニュースについて会話しているだけで、発音や文法のミスを指摘してもらうようなことはありません。 英語学習歴5年の私がChatGPTの高度な音声モードで驚いた5つの進化【動画あり】 そこで、ChatGPT 4oには発音をチェックしてもらったり、ディベートのアイデアを出してもらったりしていました。 それでも十分役立つと思っていたのですが、9月下旬にロールアウトした「高度な音声モード(Advanced Voice Mode)」は別次元の使い心地なのです。 具体的には以下の点が変わりました。 回答を出すスピードが早くなった 理解度の向上と流れの汲み取りが上手くなった 方言にも対応 これらが向上すると、スピーキングの学習において何が変化するのか説明します。
1. コミュニケーションのぎこちなさが消えた
回答を出すスピードが格段にアップしたことで、「待ち時間」がなくなりました。 通常モードでは、こちら側の質問や依頼に対して、処理する時間がかかりましたが、まったくと言っていいほどありません。ポンポンと会話が進むので、頭の回転のトレーニングにも役立ちます。
2. 言いたいことを汲み取って教えてくれる
理解度が向上したことで、こちら側の発話を汲み取りって「こう言いたいのでは? 」と提案してくれるようになりました。 いいたいことはあるのに単語やフレーズが出てこないことはありますよね。そんなとき、先回りして教えてくれるので、表現の仕方などのバリエーションが増えます。 また、会話が噛み合わないといったことが減り、非常にスムースなやり取りが可能になりました。
3. 方言対応で国際社会に備えられる
なまりにも対応してくれるのは心強いです。 以前、日本の企業で通訳業務を頼まれた際に、中国語訛りとインド訛りの英語に対応可能かと確認されたことがありました。 今はさまざまな背景を持つ人が英語を使ってコミュニケーションを図ります。英語のクラスで習う美しい英語に巡り合うことはほとんどなく、必ずと言っていいほど訛っています。 そのため、実践を前提とした英語学習には訛りに対する慣れも不可欠。 これが通常モードだと、「オーストラリア英語だと表現が変わります。たとえば~」といった具合に説明がはじまったり、ちょっとしたフレーズを話してくれるだけ。 「高度な音声モード」だと、その瞬間からオージーイングリッシュに切り替えてくれるのです。 というわけで、異なる背景を持つ人に面接されるシーンを想定して、基本の質問を複数の方言で聞いてもらいました。 音声モードの内容は全て文字起こしされます。各言葉の違いも一目瞭然ですね。 ただ、マレーシア英語に関してだけは語尾は「ah?」ではなく、シンガポール英語と同じで「lah?」の方が一般的ではないかと思いました。少なくとも、私が住んでいたセランゴール州では「lah?」でした。