13年経って決算期の販売比率は「12%」まで低下!! もはや3月納車でクルマを買っても、お得な値引きやサービスはないのか?
年度の終わりの3月といえば、クルマを買うのに最適な時期といわれている。自動車メーカーや販売会社が決算の数字向上を狙って、様々なサービスを行うためだ。しかし近年は、自動車の納車遅延など様々な理由で、サービス内容が変わってきているという。3月狙い撃ちでの購入で、値引きやサービスは期待できるのだろうか? 【ガソリン価格174.7円/L】欲しいのは高額なフル“ハイブリッド”でなくても25km/L以上走るクルマ!! やっぱり燃費は大事だよね?
サービスが手厚い3月の決算期と9月の中間決算期
メーカーや販売会社は、クルマの販売を促進する目的で、いろいろなサービスを行う。例えば多くのユーザーが利用する残価設定ローンに低金利を設定したり、ディーラーオプションのサービス装着も実施する。値引きもサービスの柱になる。これらのサービスは、常に同じように行うわけではない。時期によってサービス内容が変わる。 最もサービスが手厚い時期は、3月の決算期と9月の中間決算期だ。主に販売会社の決算を好転させるため、値引き額を増やしたりサービス内容を手厚くする。 ただし決算期のサービスは、3月中や9月中に登録(軽自動車の場合は届け出)できることが条件だ。決算月に登録や届け出をしないと、販売会社などの決算に反映できないからだ。
2010年頃までは国内販売総数の16%前後が3月登録
そして今は車両の納期が全般的に長い。新型コロナウイルスの被害が深刻だった時期に比べると短縮されたが、それでも新型車を中心に3か月から6か月の車種も多い。 そうなると3月中に登録や届け出をするには、前年の9月から12月頃に契約せねばならない。販売店では以下のように説明した。「納期が長くなり、以前に比べると、決算期に契約件数が急増する傾向は薄れた。それでも売れ筋の軽自動車やコンパクトカーでは、決算期に向けて在庫車を予め用意しておく。以前ほど売りまくる状態ではないが、好条件で販売することはある」。 ちなみに2010年頃までは、国内販売総数の16%前後は、3月に登録や届け出が行われていた。それが2023年は12%だ。納期が長くなったことで、決算期の販売比率が下がり、平均化されてきた。
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