「国際パエリアコンクール」で2年連続準優勝! 美食の街・サンセバスチャンの雰囲気で味わえるパエリア(東京・恵比寿)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
LA BRETXA(東京・恵比寿)
2024年7月、恵比寿駅から徒歩8分ほどの場所に、バスク地方にある美食の街・サンセバスチャンをコンセプトにしたスペイン食堂「LA BRETXA(ラブレチャ)」がオープンしました。オーナーの由利 拓也氏は、調理師学校卒業後フレンチビストロに3年間勤務。店長に昇格後退職し、スペインに渡り、バルセロナの一つ星レストラン「エルスカサルス」や「アルキミア」、三つ星レストラン「ラサルテ」などで4年ほど修業して帰国しました。
池尻大橋にあった「バル・ビスカ」にてシェフとして勤務し、在籍中に「国際パエリアコンクール」日本大会で2年連続準優勝。2018年に独立開業し、中目黒「スペイン料理Pablo」をオープンすると、自慢のパエリアが評判を呼び人気店となりました。2019年には日本タパス選手権で優勝。現在、囲炉裏や薪で調理した各国の郷土料理が楽しめる学芸大学の「囲炉裏バル カルボ」など、同店を含め5店舗を運営しています。
今回、由利氏がバスク地方ではサンセバスチャンが好きだったことから、毎年のように訪れていた街中を再現したいと思い、開店に至りました。同じ意志を持つ仲間を集め、内装はサンセバスチャンの旧市街の街並みの中で食事をしている雰囲気に。オープンキッチンを囲むカウンター席をメインに、テーブル席もあり、客席は全22席です。
おすすめメニューは「鮮魚の窯焼きピルピルソース」2,750円で、バスク地方の伝統料理ピルピルを、窯焼きした鮮魚を使い大皿で表現した、日本ではここでしか食べられないという一皿。ニンニクの香りが豊かで、白身魚の旨みを堪能できます。また、窯で軽く炙った赤海老の濃厚な味わいがたまらない「赤海老のパエリア」2,200円も欠かせません。レア感の残る赤海老と、外側はカリッと、中はモチッとした魚介の旨みが染み込んだ米にレモンの爽やかさが加わり、頬が緩むおいしさです。