浦和、今季初の2連勝! チアゴ2発、グスタ、前田と大量4ゴール…終盤2失点も5バックで逃げ切る
◆明治安田J1リーグ▽第13節 新潟2―4浦和(11日・デンカS、笠原寛貴主審) 浦和はアウェーで新潟に4―2で勝利し、今季初の2連勝を飾った。 開始4分、左サイドバック(SB)で先発したDF渡辺凌磨のスルーパスに抜け出したFWチアゴサンタナがペナルティーエリア内へ進入。左足でゴール左へ決め、今季5点目で先制に成功した。 同7分にFW前田直輝のFKをDFホイブラーテンがヘディングで中央へ折り返し、新潟FW小野裕二が頭でクリアしたボールがそのままゴールに吸い込まれた。オウンゴールとみられたが、VAR検証でホイブラーテンにオフサイドがあったとして取り消された。 それでも、後半20分にはGK西川周作からのビルドアップで前進し、渡辺のラストパスを受けたMFグスタフソンが右足で今季2点目、さらに、同24分にはカウンターからチアゴサンタナのパスを受けたFW前田直輝が左足で今季2点目を沈め、リードを3点に広げた。 同30分には自陣右クロスから新潟FW太田修介に反撃の1点を奪われた。さらに同42分には自陣右クロスからファーサイドでFW長倉幹樹にヘディングシュートを決められ、1点差に迫られた。 3―2で突入した後半アディショナルタイムは11分と提示され、浦和はDF佐藤瑶太を投入して5バックで守りを固める展開。終了間際にMFエカニットがゴール前で倒されてPKを獲得し、チアゴサンタナが冷静に右へ決めた。相手の反撃に苦しみながらも大量4得点を挙げ、今季初の2連勝をつかんだ。 また、U―23アジア杯(カタール)からチームに復帰した同日本代表DF大畑歩夢は後半開始から左SBで出場。同12分には絶妙な左クロスを送り、同17分には左足の強烈ボレーを放つなど、存在感を放った。
報知新聞社