優秀な人材を確保したい…大学部活と企業マッチング 立ち上げ1年半、想定以上の需要
大学の部活とスポンサーとなる企業を結び付けるサービスが注目されています。人手不足が深刻ななか、優秀な新卒を確保したい企業から評価を得ています。 【画像】「援助してほしい」折れたバットにテープでぐるぐる巻きのボール…部員たちの訴え
■スポーツ経験ある学生と企業をマッチング
懸命なプレーで汗を流しているのは、埼玉大学・準硬式野球部の部員たち。練習の様子を見守るのは、革靴にスーツ姿の男性です。監督やスタッフではありません。 トータルアセットパートナーズ 薮崎洋介さん 「学業プラスアルファで、スポーツに真剣に取り組まれている皆様に敬意を表します」 男性は、この野球部に資金を提供するスポンサーになるかどうか検討している中小企業の担当者です。 労働市場の人手不足が深刻ななか、スポーツ経験のある優秀な学生と企業をマッチングさせるサービスが人気となっています。 “体育会×企業 マッチングサービス” スポンサーズブースト 西里将志社長 「大学生活で体育会、スポーツに打ち込んでいる“熱中する力”と“自力の考える力”がある。今回、埼玉大学に(声を掛けた)」
■体育会×企業マッチング 狙いは?
資金を調達したい体育会の部活と、新卒人材を確保したい中小企業をつなぐ新たなサービス。 この日は、埼玉大学・準硬式野球部が企業からスポンサー契約を取り付けられるかどうかが決まる重要な会議です。 準硬式野球部員 「折れてしまうとバットで練習できないので、そのためにも援助してほしい」 準硬式野球部員 「ボールが足りないので、テープでぐるぐる巻きで補修したボールを(使っている)」 薮崎さん 「年季が入っていますもんね」 試合に向かうレンタカー代など、1人あたり年間10万円以上自腹を切る必要があり、経済的な負担から野球を辞めてしまう部員も多いといいます。 企業の担当者はこう話します。 薮崎さん 「お金を必要なところへ、喜んでもらえるところへ補助させていただければ、我々も非常にうれしいです」 見事、部員たちはひと月4万円、年間48万円のスポンサー契約を結ぶことができました。 一方、企業は新卒採用も視野に入れて、年4回、部員と交流する機会を得ることができます。 準硬式野球部員 「(就職活動では)自分たちで情報収集していかないと分からない部分もあるので。実際に社会人になった方に教えていただくというのがすごく助かるし、ありがたい」 学生の間で、スポンサー企業の知名度が上がり、採用につながるケースもあるといいます。 西里社長 「早めに1年生、2年生、3年生から社会人・スポンサー企業と接点を持つこと自体が、こういう業種があるとか、こういう社会人がいるなといういい気づきになる」 サービスは立ち上げから1年半、全国の大学100校以上200を超える部活動が登録。想定以上の需要を掘り起こしています。 (「グッド!モーニング」2024年12月23日放送分より)
テレビ朝日