グルマン歓喜! 有名店で修業を重ねた若き店主による、グルメのためのグルメな店(東京・神楽坂)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
GOURMANIA(東京・神楽坂)
2024年6月、神楽坂駅から徒歩6分ほどの場所に、“おいしい”を突き詰めた満腹必至のおまかせコースを堪能できる「GOURMANIA」がオープンしました。店名はgourmet+mania=「GOURMANIA」。食欲と好奇心の赴くままに世界中のおいしいものを探求するという思いが込められています。
店主の勝沼 郁哉氏は学生時代から、国内外問わず食べ歩く健啖家。これまで3,000軒もの飲食店を巡ってきたそうです。学園祭の屋台運営から、間借りカレー、料理イベントの主催までを通し、食べるだけではなく、料理や飲食経営についても憧れを抱くようになったのだとか。五反田の某予約困難店に始まり、会員制焼肉で有名な某グループでの修業を経て、自身が理想とする飲食店をつくりたいという思いから独立。誰よりも食に対する好奇心が強い勝沼氏が全力を注ぎ、自分の“おいしい”を突き詰めるために同店をオープンしました。
「国内外含めた産地やお店巡りは、時間がどれだけあっても足りはしません。生産者や職人が人生かけて究めたモノに自分自身も人生かけて触れていきたい」(勝沼氏)
新店舗は飲食の勢いがある町であり、町並みの雰囲気が好きだったことから神楽坂に構えることに。知る人ぞ知る隠れ家にしたかったため、あえて看板はつけず、何のお店かわからないような外観になっています。内装は居酒屋の居抜きでしたが、一度すべて解体して、勝沼氏が自ら図面を書き、施工業者と打ち合わせを重ね、形にしました。暗めの内装で、木のカウンターと料理や器が映える空間をイメージ。客席はカウンター8席で、ライブ感も楽しめます。内装から備品や器まで、すべて勝沼氏が自分で選定した思い入れのあるもので設え、特別感のある空間を演出しています。