「オーストラリア教育移住」家とお金の準備、しておいてよかったこと、不要だったこと(生活編)【シドニー教育移住レポート#8】
【3】これがなくてはもう何もできない…「スマホ・インターネット関連」 おそらく世界中どこでも何をするにも、スマホがなくてはならない時代。日本の番号を維持しつつ、こちらの携帯電話を持つために、デュアルSIMを利用しています。料金は二重でかかるので、日本では格安SIMに変更し、こちらに来てからこちらのものをSIMで入れました。設定も両方にしておくことで、日本に帰国時には日本の携帯やスマホに入れてあるアプリが使えますし、こちらではこちらのものが使えるのでとても便利です。 オーストラリアは日本よりもはるかにITが進んでいるので、銀行、交通機関、ポイントカードのカード類は全てスマホにイン! 子どもたちの学校関連のお知らせも、全てメールやアプリできます。基本的には固定電話もありませんから、ネットやスマホ周りの使い勝手は早急に整える必要がありました。 【4】日本のように気が利いたものがないから…「物品」の準備はしっかりと! 日本の製品はどれをとっても気が利いていて使いやすいですね。もちろん使い慣れているというのもありますが、品質が高いのは間違いないでしょう。もう、これは世界に誇れるクオリティだと確信します。しかしながら、キッチン周りの細かいグッズは大量買いしてきたはずなのに、もう尽きてきました……。 ・弁当箱やお弁当カップ、ラップ、袋類 ・炊飯器 ・変圧器 ・災害用ポータブル電源 ・洗濯干し ・乾燥剤や湿気取り ・シャンプーや歯磨き関連etc…. とにかく、たくさん持ってきたのですが、あっという間になくなってしまいますね。今度は一時帰国に向けて買い物をリストを作成中です。
逆に「これはいらなかったかも!」と思うこと
オーストラリアに入国する際には「世界一厳しい」とも言われる検疫があります。日本からあれも持っていきたい、これも持っていきたいとは思っていたものの、あれもダメ、これもダメといわれて、諦めたものもたくさん。特に食品類は厳しいです。できれば日本で買ってきたかったお米などもNG。手荷物であれば許されるものもありますが、船便を出して出国まで1カ月ほどの生活物資を持ちながらの移動はもうスペースに空きが少なく、諦めることに。色々と購入したものの、結局友人に譲ったり、倉庫に入れてくることになりました。 また、こちらに来たら日本語が恋しくなって、日本語の活字が読みたくなるだろうと本を大量に持ち込んだのですが、シドニーには大型書店もあるし、図書館には日本語の本を扱っているところも多く、また日本人がとても多いということもあって日本語を話す機会も多く、全然日本語が恋しくならない……笑。むしろ、英語の勉強のための参考書などを持ってきたほうがよかったと思うくらいです。 さて、8カ月が経過して、まだ慣れないこともあるけれど、12月には日本への一時帰国も計画中。子どもたちも久しぶりに日本に行けることを今からとても楽しみにしています。 次回は11月15日にお送りします。
橋浦多美