インターネット回線利用者の半数が不安定さに不満も、切り替えをためらう手間と費用の壁
仕事でもプライベートでも利用するインターネット回線は、現代に欠かせないものとなっています。多くの人が使うインターネット回線に対して、「速度が遅い、不安定」など不満を抱えている人はどの程度いるのでしょうか。今回は、「『インターネット回線』に関する実態調査」をご紹介します。 【画像でわかる】自宅のWi-Fiを速くする7つのワザ ! こんなことで通信速度が速くなるの?
光回線の利用者が多いものの、約4割が速度の不安定さに不満を持つ
株式会社ITSUKIでは、自宅にインターネット回線を導入している20代~60代の男女331名を対象に「『インターネット回線』に関する実態調査」を実施。 まずはじめに「自宅のインターネット回線の種類は、何ですか?」を質問すると、約7割(72.2%)が「光回線」と回答し、最多の割合を占めました。2位は「置き型Wifi(ホームルーター)」(17.8%)となっていることから、自宅にインターネット回線を導入する人の多くが光回線を利用していることがわかります。
次に、光回線を利用している人を対象に「インターネット回線が不安定だと感じることがありますか?」とたずねたところ、38.9%が「あまりない」、21.3%が「全くない」と回答。その一方で、33.9%が「時々ある」、5.9%が「よくある」と回答しており、約4割(39.8%)の人が不安定さを感じた経験があることが明らかになりました。
置き型Wifiを利用している人に「インターネット回線が不安定だと感じることがありますか?」とたずねると、「時々ある」「よくある」の回答は合わせて54.2%で、半数を超える結果になりました。 この結果から、光回線よりも置き型Wifiの利用者の方が速度に不満を持つ人が多いことがわかります。
ウェブサイトの閲覧時や動画視聴時に不安定さを感じる人は5割超
次に、インターネット回線が不安定だと感じたことが「時々ある」「よくある」と回答した人を対象に、「インターネット回線が不安定だと感じる場面はどのようなときですか?」と質問しました。 最も多かったのは62.3%の「ウェブサイトを閲覧しているとき」で、次いで56.3%の「動画を視聴しているとき」の回答が続きました。仕事やプライベートでインターネットを利用するときに回線が不安定だと、利便性や快適さが大きく下がってしまいます。では、不安定な回線から別の回線への切り替えを検討する人はどの程度いるのでしょうか。