「落ち着いて行動できた」南海トラフ地震に備え 小学生が避難訓練
テレビ宮崎
南海トラフ地震への備えです。宮崎県えびの市の小学校で地震を想定した避難訓練が行われました。 訓練には、飯野小学校の全校児童約320人が参加。南海トラフ地震が発生し、えびの市が震度6弱の揺れに襲われたとの想定で行われました。 児童たちは、机の下に隠れると、頭を守り、身の安全を確保していました。 (児童は) 「少しびっくりしたけど、落ち着いて行動できたと思います」 「どんな場所でも地震に対応できるようにいろいろ勉強したいです」 このあとは、自治会長やPTAなどを交えた意見交換会が開かれ、地震発生時に予想される危険や課題を洗い出し、学校と地域の連携を深めていました。 (飯野小学校 島崎賢司教頭) 「実際に震災が起きた時には、学校だけでできることは限られていると思います。地域の方々の力が必要になってくると思いますので、学校と地域が協議できる場があるといいので、今回実施するに至りました」 飯野小学校では、今後も年に1回、地域の人たちと意見交換し、防災意識を高めていきたいとしています。
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