「なるほど、そうだったのか」エギング界の重鎮が『春』に勧めたいエギカラーとは!?
晩秋から冬にかけて沖で過ごしていたアオリイカたちは、春になると産卵のために接岸してくる…そう、春のエギングは浅場へと入ってくる親イカがメインターゲット! オカッパリからデカイカが狙える恰好のシーズンなのです。今回はエギング界のレジェンドにして重鎮が選ぶ!春エギングのオススメカラー3色をご紹介!! 【画像】「なるほど!」春のエギカラーランキングを写真でみる
解説して頂くのはデイエギングのパイオニアにして重鎮!
重見典宏(しげみ・のりひろ)/PEライン、どハデなエギカラー、そしてデイゲームでのサイトフィッシングという、今現在の『エギング』を確立したパイオニアアングラーのひとり。重鎮と言われながらも、ビギナーに常に親切丁寧。
第3位: イエロー系
重見「僕としてはピンクとオレンジ、そしてイエローの3系色さえあれば何とかなるし、その方が自分のゲームを貫きやすい。でも、他のカラーもたくさんあるんやから、僕の真似するのもエエけど自分なりのこだわりもあって然るべきでしょ」 重見「アジカラーででかイカが釣れれば、その後も同系色を選ぶようになるやん? そういう選び方で構わないと思うわ。自分が楽しめる、ゲームを続けるモチベーションを保てるカラー選びができれば、正直何色でもOKやね!」
第2位: オレンジ系
重見「先述したように僕のカラー選びの基本は、サイトフィッシングで見えやすいことが大前提。そうなるとピンクやオレンジが代表格で、変わりどころでイエローという感じやな」 重見「ここ何年かでエギングを始めた人たちは知らんかもしれんけど、僕らがエギングを始めた頃は地味なカラーばっかりで、ピンクやオレンジなどのハデな色は一切なかった。だって『イカを見ながら釣る』なんて概念そのものが存在しなかったから。それを商品化して、今やエギングには欠かせないカラーになっているワケやから、そこだけは自慢させてもらってもエエかなと思うわ」
第1位:ピンク系
重見「僕は安心して遊べるデイゲームしかやらんし、できればサイトフィッシングで釣りたい。例えば春ならボトムからアオリイカを誘って水面付近まで引っ張り上げて、エギの後ろに3~4kgのでかイカが見えたら、釣れる前からアドレナリン全開になるやろ!? 」 重見「そしてその後もイカを見ながら、自分の思い通りにエギをアクションさせて、抱かせて、掛けて、ファイトを楽しむ。この一連の動きがすべて自分の目の前で起こってるんやから、サイトフィッシングはイカの姿が見えてから釣り上げるまで、ずっと興奮していられるから面白いんよ」