【箱根駅伝】駒澤大・佐藤圭汰「結果はもう変えられない」激闘から一夜明け決意表明 パリ五輪への思いも口に
第100回箱根駅伝から一夜明けた4日、駒澤大学の新チームが始動・3区を走った佐藤圭汰選手は、パリ五輪への思いを口にしました。 【画像】駒澤大の新チームのキャプテンに就任した篠原倖太朗選手 佐藤選手は2日の往路3区で区間2位の快走。しかし、青山学院大の太田蒼生選手の猛追を受け、順位を2位に下げました。レースを振り返り、「自分の区間で逆転されてしまって、そこからちょっと悪い流れになってしまったので、チームに申し訳ないという気持ちでいっぱい」と悔しい表情をのぞかせます それでも、「結果はもう変えられないので、この悔しさというのを1年間しっかり持ち続けて、来年の箱根でリベンジできるように、今の1から3年生を中心にもっとレベルアップして頑張っていきたいと思っています」と前を向きました。 チームは、篠原倖太朗選手が新主将に就任。「競技面であったり、生活面でも本当に模範となるような行動をしてくれる方なので、しっかりと引っ張ってくださると思います」と信頼を寄せます。また、「競技面に関しては、篠原さんを超えられるような強い存在になって、自分もしっかりとチームを引っ張っていけるようにしていきたいと思います」と語りました。 昨年11月には、初めての10000メートルで27分28秒50のU20日本記録をマーク。パリ五輪出場にも期待がかかる19歳は、「大学での一番の目標」と世界を見据えます。一方で、「箱根駅伝で悔しい思いをした分、箱根に対して“箱根の借りは箱根で返す“という気持ちは本当に強くなった。トラックも集中しつつ、駅伝シーズンは切り替えて、頑張っていきたい」と話しました。