スズキ新型「ワゴンR“スマイル”」初公開! 「“ニッコリ”顔」さらに強調! マイナーチェンジ実施で何が変わった!?
デザイン変更で「ナチュラル」さをさらにアップ
スズキは2024年12月10日、軽自動車「ワゴンR スマイル」の一部仕様変更(マイナーチェンジ)を実施しました。 同日より発売します。 【画像】超カッコいい! スズキ新型「ワゴンR“スマイル”」を画像で見る(30枚以上)
ワゴンR スマイルは、スズキの軽の中核をなす軽ハイトワゴン「ワゴンR」の新シリーズとして、2021年8月にデビューしました。 広い室内空間と高い機能性というワゴンRの特徴はそのままに、新たに後席両側スライドドアと個性的なデザインを加えたモデルです。 シンプルな外観と上質な内装を組み合わせたほか、高い室内高(1330mm)とあわせ室内長2185mmを有する優れたパッケージングを特徴とします。 さらに軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」と同等の600mmの開口幅と345mmのリアステップ地上高を備え、優れた乗降性を確保しました。 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1695mm、ホイールベース2460mmです。 パワートレインは、最高出力49ps・最大トルク58Nmの660cc直列3気筒自然吸気DOHCエンジンと、最高出力2.6ps・最大トルク40Nmのモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載(ベースグレードのみマイルドハイブリッド非搭載)。カタログ燃費25.1km/L(FF・WLTCモード燃費)を達成します。 駆動方式はFF(前輪駆動)と4WDを設定し、トランスミッションはともにCVT(自動無段変速機)と組み合わせます。 今回実施されたマイナーチェンジでは、主に内外装デザインを改良したほか、先進運転支援機能もアップデートしました。 まずデザイン面では、角を丸められたスクエアなフォルムと、丸い目のようなかわいらしいヘッドランプを組み合わせた基本造形はそのままに、フロント部分の形状を改めました。 デザインコンセプトに「ナチュラルユニーク」を掲げ、フロントバンパーやフロントグリル形状は丸みを帯びた造形に変更しています。 また上位グレード「HYBRID X」のメッキバックドアガーニッシュのデザインを変更し、ショルダーラインをシンプルにしました。 なおボディサイズに変更はありません。 ボディカラーは、新色「トープグレージュメタリック」をボディ色とルーフ色に採用したほか、「ソフトベージュメタリック」と「トニーブラウンメタリック」を新設定し、2トーンカラーの組み合わせを刷新。2トーンルーフ7色、モノトーン5色の計12パターンのラインナップを用意します。 あわせて、2トーンカラー車のフルホイールキャップに「ガンメタリック&ソフトベージュ」を新採用しました。 柔らかな造形のカラーパネルを備えたインパネが特徴の内装は、新色のカラーパネル「リフレクショングレー」「モスブルー」を採用し、フロントドアアームレストをカラーパネルと同色化したことで、より明るく上質な雰囲気の室内空間としました。 また先進運転支援機能については、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」から、検知対象を拡大した「デュアルセンサーブレーキサポートII」に進化させ標準装備化。 さらに、従来パッケージオプションだった全車速追従機能付き「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や車線維持支援機能を採用しました。 そのほか、低速時ブレーキサポート(前進・後退)や車線逸脱抑制機能、発進お知らせ機能(先行車・信号切り替わり)、標識認識機能などの最新予防安全技術も標準装備化されています。 装備面では、電動パーキングブレーキやブレーキホールドを採用したほか、コネクティッド機能「スズキコネクト」に対応したスマートフォン連携メモリーナビゲーションをオプション設定するなど、快適装備を充実させました。 新型ワゴンR スマイルの車両価格(消費税込み)は、148万9400円から193万4900円です。 なお今回のマイナーチェンジにあわせ、販売店オプションのアクセサリーパッケージも拡充し、5つのコーディネートスタイルが設定されました。
くるまのニュース編集部