認定こども園で園児ら32人がサルモネラ属菌による食中毒 原因となった給食メニューに卵、鶏肉はなし 専門家は様々な食材に付着している可能性を指摘「肉や卵を触ったらしっかりと手洗いを」
信越放送
小諸市の認定こども園でサルモネラ属菌による食中毒が発生し、園児など32人が下痢や発熱などの症状を訴えました。 食中毒が発生したのは小諸市三和(みつわ)の認定こども園「小諸幼稚園」です。 県によりますと、10月28日と29日に園で調理された給食を食べた園児28人、職員4人のあわせて32人が、下痢や発熱、腹痛などの症状を訴えました。 患者などの便からサルモネラ属菌が検出され、県は12日から14日までの3日間、給食の供給停止を命じました。 患者は全員快方に向かっているということです。 今回提供されたのは、シラスのおひたしや、さわらの西京焼き、ちゃんぽんラーメン、きゅうりの塩もみなど。 サルモネラ属菌の食中毒の原因となるのは卵や鶏肉が多いとされていますが、そのほかの肉や魚介類など様々な食材に付着している可能性があるといいます。 佐久保健所 高井剛介(たかいごうすけ)課長: 「サルモネラ属菌というのは、哺乳類ですとかニワトリみたいな鳥類、亀みたいな爬虫類、こういった動物のお腹の中にいるものですから、そういった糞便を介して、環境中に広がって、普段皆さんが食べる食材の中に紛れ込んで入ってくるということが多くあります」 また、サルモネラ属菌は気温が高いと増殖しやすく、症状が非常に重いのが特徴だということです。 佐久保健所 高井剛介課長: 「よく火を通すこと。調理の際に肉や卵をもし触ったら、そのあとしっかり手を洗うこと。基本を守るというのが一番だと思います」
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