奈良・東大寺が一部拝観停止 観相窓開扉やネット動画配信も
奈良県奈良市の東大寺は20日、新型コロナウイルスの感染拡大防止をはかるため、今月24日から5月31日までの予定で大仏殿など境内の一部で拝観を変更または停止すると発表した。 【拡大写真】今年2月に撮影した東大寺・大仏殿の「観相窓」開扉
観相窓を開扉、大仏を定点で撮影・生配信も
東大寺によると、大仏殿本殿内には入堂できないという。しかし、この期間中は観相窓と本殿正面の扉を開扉し、大仏の顔を拝むことはできる。 また、動画配信サービス「ニコニコ生放送」で24時間、大仏を定点で撮影・生配信する「リモート参拝」が19日からスタートしている。
唐招提寺も境内の拝観を停止
一方、同じく奈良市の唐招提寺でも23日から5月6日まで、境内の拝観を停止する。