【MLB】 アルトゥーベのサヨナラ打でアストロズ勝利 ロイヤルズ3連敗 主砲が今季絶望で正念場
【ロイヤルズ2-3×アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
日本時間8月31日、アストロズはホセ・アルトゥーベのサヨナラ打でロイヤルズに3対2でサヨナラ勝ち。アストロズの先発フランバー・バルデスは7回無安打の好投でマウンドを降りたが、9回に守護神ジョシュ・ヘイダーが同点2ランを浴び、試合は2対2の同点に。しかし、その裏、二死1塁からアルトゥーベがサヨナラ打を放ち、アストロズに勝利をもたらした。ロイヤルズは中地区首位ガーディアンズに一時並んだものの、そこから3連敗を喫している。 アストロズ・バルデスの7回ノーヒットピッチング ロイヤルズ先発がセス・ルーゴ、アストロズ先発がバルデスという好投手同士のマッチアップとなったこの試合は、期待を裏切らない投手戦に。ルーゴが1本塁打のみの7回1失点9三振の好投を見せると、バルデスは1本の安打も許さない好投を見せた。アストロズはルーゴから代わった2番手カルロス・ヘルナンデスを攻め、犠牲フライで2点目を追加。2対0とリードし、守護神ジョシュ・ヘイダーを投入して逃げ切りを図った。しかし、ヘイダーは一死1塁から4番ポール・デヨングに24号2ランを浴び、試合は振り出しに。同点で迎えた9回裏、アストロズは二死1塁で打席にはアルトゥーベ。アルトゥーベが放った打球はレフトフェンスに直撃し、左翼手M・J・メレンデスが処理を誤る間に一塁走者が生還し、アストロズは3対2でサヨナラ勝利を決めた。 一時は首位ガーディアンズと同率首位になるなど勢いに乗っていたロイヤルズだが、そこから3連敗。そして今日の試合前には、97打点を挙げていた主砲のビニー・パスカンティーノが右親指の故障でレギュラーシーズン絶望の知らせが入ってきた。実に2015年以来のプレーオフを目指すロイヤルズにとって試練の時が訪れている。