笹生優花「全メジャーを勝ちたい」 全米女子オープン優勝会見で夢を語る!
今年6月の全米女子オープンで2度目の優勝を飾った笹生優花が、12日、都内のホテルで会見を行った。 笹生優花のドライバーショット連続写真とクラブセッティング
笹生は、21年(ザ・オリンピックGC)にフィリピン国籍で初優勝し、24年(ランカスターCC)は日本国籍で2度目の優勝。メジャー複数優勝は男女通じて日本初の快挙で、異なる国籍での優勝は全米ゴルフ協会(USGA)史上初めてだという。 会見冒頭、同大会を主催するUSGA会長から「(25年開催の)エリンヒルズで3度目の名をトロフィーに刻むことでしょう」とメッセージが送られた。 笹生は「そんなに簡単には勝てないけど、しっかり準備したいです」。2度勝っている大会の相性の良さについては「なんなんですかね? 自分もわかんないです。予選落ちも結構してますし」と話した。 21年と24年の2度の優勝の違いは「一番の違いは、初めて勝ったときは急だったというか早すぎたというか。プロとして経験もあまりなかったですけど、今年は3年前と比べて少し経験もあって、ゴルフの内容も少し違っていたと思います」と語った。
全米女子オープン以外で勝ちたいメジャーは? 「全部、メジャーは優勝したいという夢があります。簡単ではないのでまだまだこれからです。練習が必要かなと思います」 プロゴルファーになる夢を持ったきっかけが「全米女子オープン」だったことも明かした。 「全米女子オープンは自分に夢を与えてくれた試合。一番勝ちたい試合でもあり、自分にとってはすごく特別な試合です」 25年シーズンは1月30日、ヒルトン・グランド・バケーションズ・オブ・チャンピオンシップ(フロリダ)で開幕。10日、QTファイナルで来季出場権を獲得した山下美夢有や岩井明愛・千怜姉妹ら13人もの日本勢が米LPGAに参戦する。 「すごくいいことだと思います。世界のトップのLPGAで戦うことは楽しいことだと思うので、みんなでゴルフ界をどんどん盛り上げていければなって思います」 25年開催の全米女子オープンは17年に全米オープンが開催されたエリンヒルズGC。「3度目V」と「全メジャー制覇」に向けて、すぐに来季への準備がスタートする。
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