電飾きらきら~7月豪雨の被災者を元気に 酒田東高生、温泉に設置
今年の7月豪雨の被災者を元気づけようと、酒田市の酒田東高(斎藤一志校長)の2年生4人が、24、25の両日、同市の八森温泉ゆりんこ玄関脇に電飾を施した。29日から来年1月4日まで、夜に点灯する。 課題研究としてイルミネーションによる酒田の活性化策を探る本間結菜さん(17)、玉木泉さん(17)、堀心(しん)さん(17)、山崎菜日(なのか)さん(17)が企画した。被害が大きかった八幡地域にあり、市民らの交流の場にもなっているゆりんこに場所を提供してもらった。機材は同市平田地域でイルミネーションに取り組むグループから借りた。 寒空の下、4人は樹木に機材を張り巡らせ、光り具合を確かめた。「想像したよりきれいだ」「つくった自分が元気になった。多くの人に見てほしい」などと語った。人流の増加策などを研究するため、来館者へのアンケートも実施する計画だという。