ブラジル人女性を殺害し財布を奪った罪に問われた夫に無期懲役の判決 津地裁
ブラジル人女性を殺害し財布を奪った罪に問われた女性の夫に、無期懲役の判決です。 強盗殺人と窃盗の罪に問われているのは、三重県四日市市のトラック運転手プラテス・アルメイダ・デメルソン被告(50)です。 起訴状によりますとデメルソン被告は去年5月、仲間と共謀して妻のロゼリさん(当時46歳)を殺害し財布などを奪い、ロゼリさん名義のキャッシュカードから現金を引き出した罪に問われています。 検察側は無期懲役を求刑し、弁護側は「強盗致死の罪に当たり懲役20年が相当」と主張していました。 15日の判決で津地裁は「別の女性と結婚するため、不仲だったロゼリさんがいなくなればいいと考えるとともに、手っ取り早く金品を得たいという身勝手で短絡的な考え」「強固な殺意をもって殺害した」などとして、無期懲役を言い渡しました。