竹田麗央選手、新な武器で年間女王へ 今季意識した「一瞬の間を作る」アプローチ
■クラブを引いた時の「一瞬の間」を意識
竹田選手 「アプローチが悪くなってくると、無意識にリズムが速くなるので、それを防ぐために、ゆっくりクラブを振ることを取り入れた」 意識したのは、クラブを引いた時の「一瞬の間」。一体どんな意味があるのでしょうか? 竹田選手 「下半身が先に動いてからクラブが下りる。上半身は力を抜いて、下半身リードで打つ。下半身からいくと、クラブを自然と振り下ろせる」 クラブを下す時に、腕から先行するのでなく一瞬の間を作ることで下半身から動かす。ちょっとした意識でアプローチは大きく安定したといいます。グリーン周りの精度を表す、「リカバリー率」は大きく順位をあげました。 初の国内メジャー制覇がかかる、9月の日本女子プロゴルフ選手権。ここでも光ったのはアプローチ。繊細な改革が初優勝につながっていたんです。 竹田選手 「アプローチで助けられた試合が何回もあったし、優勝争いが大きく変わる。これからも自信を持ってプレーできる」 ヒロドキャスター 「来年はどんな年にしたい?」 竹田選手 「アメリカツアーは小さいころからプレーしたいと思っていた。色々大変なこともあると思う。最後まで自分を信じて最終戦まで頑張りたい」 他にも「攻めの気持ちを持てるようになった」と話していて、実は最終日の平均打数が今年全体の1位というデータがあります。 つまり、最終日にスコアを伸ばせているということです。そういった優勝争いで勝ち切る強さも加わって今年は8勝というすさまじい成績につながりました。 (「報道ステーション」2024年12月17日放送分より)
テレビ朝日