ネヴィル氏「FAは直感的に決断した」 トゥヘル氏のイングランド代表監督就任に疑問
元イングランド代表DFガリー・ネヴィル氏が、イングランド代表の新監督としてトーマス・トゥヘル氏が就任することについて意見を述べた。イギリス紙『スタンダード』が伝えている。 【動画|ハイライト】TAAが直接FK弾!フィンランド×イングランド UEFAネーションズリーグ|リーグBグループ2 イングランドサッカー協会(FA)は現地時間10月16日、トーマス・トゥヘル氏がイングランド代表の監督に就任することを発表した。トゥヘル氏は2025年1月からチームを率いる予定であり、それまではリー・カーズリー暫定監督が指揮をとる。 しかし、イングランド代表のアシスタントコーチや、バレンシアの監督を務めた経験を持つネヴィル氏は、ドイツ人であるトゥヘル氏を監督として選んだことに疑問を抱いているようだ。同氏は、その疑問をこう語った。 「20年以上前、スヴェン・ゴラン・エリクソンが就任した当初は支持したが、イングランド人指導者へのダメージが大きいと考えを変えた。ガレス・サウスゲートはイングランド代表のコーチ陣と選手たちへの信頼を回復させ、すばらしい仕事をした」 「だが、我々は別の道を歩む決断をした。FAは戦略的な決断ではなく、最近の戦績を踏まえた直感的な決断を下したように思える。イングランド人指導者について、FAには答えるべき重大な問題がいくつかあると思う」 「我々は自分自身を傷つけていると思う。監督になれた優秀なイングランド人指導者は、確かにいたはずだ。イングランド人のコーチングは欧州で評判がとても悪い。欧州各地から指導者たちがプレミアリーグにやって来て、我々は自らのスタイルをあまり発展させず、彼らのスタイルを真似てきた」 「我々にはイングランド人指導者を活躍させる必要がある。セントジョージズパーク(イングランド代表の施設)はそのために設立された。外国人指導者がイングランド代表の監督に就任する時代は終わったものと思っていた」
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