ゲーム画面から飛び出たようなリアリティ 『スト2』リュウの立体的なドット絵がすごい
次回作やケン? ガイル? 別作品のキャラクター?
──「ストリートファイター」シリーズへの思い入れを持ったきっかけはありますか? hirofus 中学生の時にゲームセンターで『ストリートファイターII』に出会ったときに、衝撃を受けましたね。パソコンではじめてドット絵を描いたのもリュウで、ノートや教科書のラクガキもリュウばかりで。 中学生のおこづかいではたくさん遊べなかったのと、ゲームセンターへの出入りは学校で禁止されていた(こっそり行っていた)こともあって、スーパーファミコンに移植されたときはものすごく嬉しかったのを覚えています。 シリーズの中でも、特に初代スト2は創作において大いに影響を受けたゲームタイトルの1つです。 ──なるほど。Xには『ストリートファイターII』のケンらしき作品も投稿されていますが、次回作はケンになるのでしょうか? hirofus ほかのゲームのキャラが先に完成する可能性もありますが、可能性は高いです。ケンはリュウからいろいろと流用しやすかったので、プリントも成功して簡易的なペイントまで終えています。 ほかにはドット絵までは打ち終わっているガイルが控えていて、これからモデリングをはじめる予定です。 スト2以外の作品だと、『R-TYPE』のR9は3Dプリントがほぼ100%のクオリティに達しており、残すはペイントのみ。『イース1』のアドルは3Dプリントの試作を繰り返して、クオリティは70%といったところ。 以上に挙げたキャラのいずれか、あるいはまったく違う作品のキャラが突然出てくるかもしれません。 ──楽しみです! では最後に、反響も集まっていると思いますが、今後の何か展開の予定はありますか? hirofus ありがたいことに、今回の作品について欲しい! という声を多数いただいています。権利許諾なく販売はできないので、今後機会があれば、どこかのイベントで版権申請にチャレンジしたいと思います。 つくりたいモノ、実現したいアイデアがたくさんあるので、どんどん手を動かして新作をつくっていくつもりです。レトロゲームやドット絵のフィギュアに興味のある方々に、作品を楽しんでもらえたら嬉しいです。
KAI-YOU編集部