キャリア3年目での飛躍が期待されるO・ピアストリ トップドライバーとしての新シーズンに大きな自信「多くのツールを持っていると感じる」
昨年、コンストラクターズタイトル戴冠を果したマクラーレンで、眩いまでの存在感を放ったオスカー・ピアストリ。キャリア初優勝を含む2勝をマークし、ドライバーズランキングで4位の成績を残している。 【画像】米女子プロレーサー、リンジー・ブルワーのインスタ投稿を一挙お届け! F1参戦で3シーズン目を迎える23歳は、すでにトップドライバーのひとりに数えられ、2025年はチャンピオン争いにも加わるとの声も少なくない。当然、他チームからのマークもさらに強くなる中で、マクラーレンのドライバー同士によるドッグファイトも、今年の大きな見どころとなりそうだ。 昨年はチームオーダーによって順位の入れ替えが行なわれ、ランド・ノリス、ピアストリの関係がクローズアップされたレースもみられた。最終的にランキング2位に入ったノリスをサポートすべく、あくまでもNo.2としての役割を務めていたピアストリだったが、ともにトップ戦線を狙うことが予想される2025年シーズンでは、両者によるバトルが激しさを増すことは必至だ。 米メディア『Last Word On Sports』が1月6日にピアストリの特集記事を配信した。新たな1年でのピアストリのさらなる飛躍を予見する内容となっており、その中ではマクラーレンのチーム内の競い合いについて、以下の様に言及している。 「マクラーレンのラインナップは『嬉しい悩み』とも言える状況だ。2人のドライバーがトップ争いを繰り広げることはチャレンジでもあるが、昨季のレッドブルのように1人が重責を担う状況よりも好ましい」 その上で、「しかし、それがマクラーレンに課題をもたらさないわけではない。ランド・ノリスは昨年、ほとんどの指標や直接の比較でピアストリに対して優位を保った」と振り返り、「それでも、ピアストリがナンバー2ドライバーになる意思がないことは、昨年の多くの場面で示された」と指摘する。 また、トピックではピアストリが2025年への意気込みを語ったコメントも掲載。「昨年は、必要なツールをすべて持っていたわけではなかった。いくつかは持っていたが、いくつかは欠けていた。今年は、それらをすべて持っていなくても、明らかに多くのツールを持っていると感じている」と述べており、3シーズン目への手応えを明かしている。 まだより大きなポテンシャルを秘めているとも捉えられる本人のコメントも、頼もしい限り。新シーズン、チームメイトも含めたトップドライバーたちを凌駕するピアストリの走りを、多くの場面でみることができるはずだ。 構成●THE DIGEST編集部
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