4番人気フィリップバローズが先行策から押し切る 松山弘平「強いレースでした」【中京3R・3歳新馬】
6日の中京3R・3歳新馬(ダート1400メートル)は、ロジャーバローズ産駒で松山騎乗の4番人気フィリップバローズ(牡・森一)が先行策から押し切り、2馬身半差で快勝した。勝ちタイムは1分26秒2(良)。ドウデュースの半弟で注目されたエンダードラゴンは2着。 抜群のスタートで先頭に立ったフィリップバローズは、途中から動いてきた馬に一旦ハナを譲ったものの、4角手前で再び先頭を奪い返す形。直線でもしっかりとした脚で後続を寄せつけず、力の違いを見せつけて快勝した。松山は「返し馬から気が入り過ぎていたので、今日は外枠でよかった。スピードがあるのでハナに行って、最後は外に張ったり子供っぽくてレースに集中していていない中でも強いレースでした」とレースを回顧。森一調教師は「スタートが良くて逃げるような形になった。持ち味のスピードを生かして強い競馬をしてくれました。まずはダートから使ったけど、芝部分のスタートも良かったですからね」とうなずき、芝も含めて今後の選択肢が広がってきそうだ。
東スポ競馬編集部