パリSG エムバペにボーナスなど86億円の支払い拒否で「補強禁止」の可能性
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が補強禁止処分を受ける可能性が出てきた。 PSGは今季開幕前にスペイン1部レアル・マドリードに移籍したフランス代表FWキリアン・エムバペ(25)から昨年8月に受け取るはずだったボーナスや給与など、5500万ユーロ(約86億3000万円)支払いを求められるも拒否。フランスプロリーグ機構(LFP)はPSGに対し「支払い命令」を出したものの、名門クラブはいまだに態度を変えていない。 そんな中、フランス紙「パリジャン」によると「エムバペは支払い命令が出ても、まだ給与が支払われていないと主張し、この問題はLFPの規律委員会に付託された」と報じ、11日に公聴会が開かれる予定という。 その上で「LFPの規約にはフランスのクラブが確実に支払うべき金額を支払わない場合、罰金や選手獲得の禁止が科せられる可能性があると記載されている」と伝えた。 PSGはエムバぺがフリーで移籍する場合、各種ボーナスとして5500万ユーロを放棄することに同意したとし「法的にも選手は明確な約束を繰り返しており、クラブから前例のない恩恵を受けていたことを考慮し、それを尊重することを求めているだけ」と主張しており、今後の動向が注目されている。
東スポWEB