災害時に孤立集落へ救援物資を届ける ドローンを使った飛行訓練 岐阜県大垣市
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災害時に道路が寸断された地域に迅速に物資を届ける手段を確保しようと、ドローンを使った飛行訓練が大垣市で行われました。 この訓練は、大垣市がドローンの教習所をもつ大垣自動車学校との間で結んだ災害時のドローン活用の協定に基づくもので、市や木曽川上流河川事務所、県、警察、消防などから約50人が参加しました。 訓練は、今年9月の能登半島の豪雨を教訓に、災害で道路が寸断されて集落が孤立した想定で行われ、非常食や薬、簡易トイレなどを詰めた箱を機体につないだドローンを約800メートル離れた対岸まで飛ばし、正確性や安定性などを確かめました。 また、撮影用ドローンの訓練では、参加者がモニターの映像を見ながら被害状況の把握や救助者の捜索など上空からの情報収集について確認し、万が一に備えました。 ※大垣自動車学校 常務取締役 岡田正さん 「これを機に、大垣市の職員の皆様と、もし災害が発生したときには協力してことにあたっていきたい」