「自分には早いんじゃ……」と選択肢から外してない? ビギナーこそ通いたい、ゴルフスクールのすすめ
ゴルフを始めたばかりのビギナーや初心者にとって、スウィングについての疑問は尽きない。埼玉県草加市のゴルフスクール「Tom's Bishon草加店」専属のJJコーチに、ビギナーこそ知っておきたい、ゴルフスクールに通うメリットについて教えてもらった。
ゴルフを始めたばかりのビギナーの中には、ゴルフスクールなどに通い上達を目指すのは「まだ自分には早いんじゃ……」と考える人もいるだろう。そもそもゴルフに限らず趣味でも何でも、まず習う、人に教えてもらうということが選択肢から抜けてしまっている人もいるだろう。しかし色んな面で、早い段階から教えを受けるのがオススメだとJJコーチは言う。 「始めたばかりほど、まっさらで余計な予備知識がないぶん教えてもらったことを『そういうものなんだな』と素直に受け止めやすいっていうのはメリットですよね。正しい知識を取り入れるなら早いほうがいいのは間違いないです」(JJコーチ、以下同) そういったスウィングなどの上達という面ではもちろんのこと、何より「ゴルフの楽しい部分をちゃんと知る」という意味でも、できればスクールに通って欲しいのだという。 「まっさらでピュアだからこそ、ビギナーの方はネガティブな要素もまっすぐ受け取ってしまいます。やはり仕事上のお付き合い、交友関係がきっかけでゴルフに触れる方も少なくないですからね。中には、そのときの体験でゴルフに対してネガティブな捉え方をしてしまう方もいるんです」 例えば、周りの人に連れられて何回か練習してラウンドに行って、ひたすら走りながら慣れないゴルフをプレーして、ずっと目上の人に気も使わなければいけない……。そんな経験を通じて「『ゴルフって何が面白いんだ?』みたいに感じてしまうパターンが、生徒さんのお話を聞いていてもかなり多いんです」と言う。 「実際に体験レッスンに来る方の中で『2~3カ月前に初めて、何回か練習もして、ラウンドを1回挟んでます』っていう方のほとんどはすごいネガティブなんですよ。めちゃめちゃ嫌な思い出があったんだろうなっていう顔をしていらっしゃるんです。ゴルフスクールに行く理由に上手くなりたいというのはもちろんあるんですけど、その根底には『嫌な思いをしたくない』というネガティブな感情があるんですよね」 だからこそ「人とのコミュニケーションを取りながらできて、年齢問わず同じ土俵に立って同じことができる、そういったゴルフ独特の楽しさをちゃんと知ってもらうためにも、できればスクールには通っていただきたいんです」とJJコーチ。 「『こういう風に順々に学んでいけば上手になるという筋道もできますし、スクールによっては独特なコミュニティ……例えばスクールの生徒同士で仲良くなったりとか、そういったコミュニティ形成もありますしね。そこでゴルフ友達ができたりとか、スクールの主催するイベントとかに参加して親睦を深めてみたりだとか……本当にゴルフ本来の楽しみ方っていうのを感じられると思うんで、なおさらそういった意味でも通って欲しいです」 始めたばかりで本格的にハマるかどうかわからないなかでゴルフスクールに通う。これは事実ハードルが高いことだ。ただゴルフに限らずどんな分野でも「『いったん習ったほうがいい』というマインドは持っておいて欲しいです」とJJコーチ。自分にはまだ早いからと決めつけずに、スクールに通うことを選択肢のひとつとしてしっかり持っておこう。 協力/Tom's Bishon草加店
みんなのゴルフダイジェスト編集部