「ピガール」のステファン・アシュプール、パリ五輪フランスチーム公式服を公開
国内で存在感を高める
ステファン・アシュプールの今後は
オリンピックの準備のため「ピガール」は1年間休止しているが、「ピガール ショップ(PIGALLE SHOP)」は若いデザイナーズブランドを紹介すべく営業を続けてきた。そんな「ピガール ショップ」も現在は改装のため休業中で、オリンピック・パラリンピックの大会期間に合わせて再度オープン予定だ。
アシュプールは近年、「ピガール」のブランド名ではなく自身の名前を頻繁に使うようになっており、間もなく大手メゾンのサポートを受けることになるという。今年1月の時点で米「WWD」のインタビューに対し、「その発表は間もなく」と語っている。3月27日からパリの19Mギャラリーで開催されている展覧会「自由なかたち:ステファン・アシュプール(Figure Libre. Stéphane Ashpool)」では、そんなアシュプールの仕事が紹介されており、今後の活動からも目が離せない。
なお公開イメージの中には、各競技連盟と共同で開発した60種目以上のオリンピック・パラリンピック競技用ウエアのほか、アスリートたちが選手村や表彰台、開閉会式やメディア対応などで着用するウエアも含まれている。2年の歳月をかけて開発した選手村用のフリースウエアは、エコロジカル・フットプリントを大幅に削減するなど、環境に配慮している。これらのウエアはパリ五輪の公式ショップおよび「ルコックスポルティフ」のブティックで購入可能だ。