21歳・竹田麗央が女子プロ日本一 日本勢初の4日間完全V「まだ実感がない」
<ソニー 日本女子プロ選手権 最終日◇8日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)◇6670ヤード・パー72> 誇らしげにトロフィーを掲げる竹田麗央【写真】 21歳が貫禄のゴルフで完勝した。単独トップで出た竹田麗央が5バーディ・2ボギーの「69」をマーク。トータル19アンダーで初日から首位を守りきり、今季6勝目、メジャー初制覇を完全Vで飾った。 後続と3打のリードを持って迎えた最終日。前半4番から2連続バーディを奪うと、9番パー5でもバーディを奪取し、2位と4打差で折り返した。サンデーバックナインは2バーディ・2ボギーで耐えて、一度も首位の座を譲ることなくゴールテープを切った。 2019年に稲見萌寧が記録した大会72H最少ストローク(パー72)に並ぶ『-19』。完全優勝は2018年大会の申ジエ(韓国)以来6年ぶりで、日本勢による4日間完全Vは史上初となった。 優勝スピーチでは「今年は初優勝することができて、目標のメジャーVを達成できた。とてもうれしいです」と喜びを表した。 「メジャーで優勝したという実感はないですけど、これからもたくさん優勝ができるように頑張ります」。4月にツアー初Vを挙げてから、わずか5カ月で6勝。年間女王戴冠へ、21歳が獅子奮迅の勢いで突き進む。