「笑点」女性初出演。今注目の女性落語家・蝶花楼桃花とは【インタビューまとめ】
3.「笑点」女性初出演、新メンバー候補入りした蝶花楼桃花。抜擢された落語家たちを語る
2022年9月には、テレビ番組「笑点」のレギュラー大喜利に、“代打”として女性初の出演を果たした蝶花楼桃花(ちょうかろう ももか)。そのきっかけは、BS日テレの番組「笑点 特大号」での若手大喜利だった。 番組企画のひとつとして行われた、レギュラーチームと若手大喜利チームの対抗戦。チームの座布団数の合計で競う大喜利に、若手が勝利した場合の賞品として出されたのが、三遊亭円楽の“代打”として地上波に出演する権利だった。 見事、優勝した若手大喜利チームのメンバーとして、蝶花楼桃花も地上波に出演することが決定。しかし、自身が“女性初”の出演者になることを、収録直前まで知らなかったという。 「円楽師匠の代打ってことは聞いていたんです。レギュラー大喜利に出るのは初めてだったのですごく緊張していて。そしたら、スタッフの方から直前になって『女性初だよ!』と聞かされ、『そうなんですか!? ちょっと待ってください!』と軽いパニックになりました(笑)。 特大号の若手大喜利には、以前からよく出演させていただいていて。なんでも歌にする“歌キャラ”でやっていたんです。でも、『今回は地上波だから、歌ネタじゃなくて回答の面白さで笑いを取ってね』と言われ、『そんなこと言わないでくださいよ!』と、頭の中がごちゃごちゃの状態で出ることになり(笑)」
4.彼氏の家で浮気相手に遭遇!? 蝶花楼桃花が語る、女性落語家の恋愛事情とは
『紙入れ』や『悋気の火の玉』など、男女の浮気や嫉妬などを題材にした話も多い古典落語。そんな古典落語を演じてきた蝶花楼桃花も、かつて付き合っていた年上の男性に、一生忘れられない浮気をされたことがあった。 「私がまだ10代の頃に、一度だけ“二股”をかけられたことがあったんです。当時は、年上の彼氏と付き合っていて。ある日、彼の家になにも言わず遊びに行ったんです。そしたら、部屋の中からテレビのような音が聞こえるのに、いくらチャイムを押しても出てこなくて。 『寝ちゃったのかな』と待っていると、そこに宅配ピザがやってきて。『え、ひとりでピザを頼んだの?』と、少し不思議に思いながら見ていたら、宅配ピザの時はすんなりとドアが開き。すかさず宅配人の後ろにぴったり付いて、部屋の中に入ったんです。そしたら、彼氏と女の人が2人きりで、、、」 突然の出来事に動揺を隠せなかったという蝶花楼桃花。しかし、事態はさらに衝撃的なものだったよう。 「その女の人、私が知っている人だったんです! 彼氏と一緒に働いていたバイト先の先輩で、私を見るなり『ゆかちゃん(本名)ごめんね、知ってはいたんだけどさ』って。20代の先輩に『なんだこの女!!』って思いました(笑)」 そんな彼氏と浮気相手という地獄のような修羅場のなか、彼氏からは信じられない一言を投げかけられたのだとか。